発売から時間が経って少し古い作品ではありますが、積ゲー状態だったものがだいぶ進捗しました。…というところで簡単にレビュー。
泥棒になって建物に侵入し、物を盗んでくるという単純な話。いわゆるアクションパズル。慎重さと大胆さのスイッチが肝。戦闘行為はないので、住民や警備員に見つかったら反撃の手段がなくほぼ終了。運よくポリスが諦めるまで隠れとおすことができればどうにか…。この舞台が現代であるからして、侵入の手段は様々。クラシックなものから、サイバーなものまでそろっております。とはいえ、SFとまでは踏み出さないバランスがゲームに緊張感をもたらします。
ゲーム序盤はターゲットが無人のあばらだったりして楽勝ですが、後半になると24h休みなしの警備員がいたり、そもそもどこから侵入すんのこれ??という豪邸まであって、なかなか歯ごたえあります。一方で、パズル要素そっちのけでアクションで切り抜ける場面があったりして。あ、これでいいのか…って拍子抜けすることも。作戦の切り替えも大事になってきます。こういうゲームを遊ぶと、自分のリアルライフ住まいが大丈夫なんだか、ちょっと不安になります。ネット上でやり取りされる各ご家庭の警備状況、盗品の現金化…。みなさまご安全に。
なお、やりこみ要素として自分のアジトの装飾なんかもできます。盗品を売り飛ばすだけじゃなく、飾ることもできます。そんな簡単にアシの付くことしねえだろ、っては思いますが。
ネタバレですが短いプレイ動画。プレイしてて実際に「あ、これで良いんだ?」という感想を覚えた場面になっております。