PUBG:BANされたプレイヤーのうち、中国から接続のユーザーの割合は…

なんと99%

冗談じゃなく国レベルでブロックした方が良いということになってしまった。ソースはこちら。

http://jp.ign.com/playerunknowns-battlegrounds/22116/news/pubgban99

http://www.youxistory.com/2018/02/99-of-banned-pubg-accounts-come-from.html

もう一つ、アカウントの46%は中国という事実も発表されているらしい。これはどういうことかと考えると…売り上げを考えれば中国ユーザーを全部すっ飛ばすわけにはいかないという事…でしょうか。前に書いた事態が本当に起こり得るんだろうか。

流し読みしかしてないけど、一番ビビったのは、以下の部分。

There are a variety of settings in automatic targeting, such as “don’t aim while falling”, “configure aiming location”, and even “proactive auto-aim” among other professional-level manipulations. Viewers cannot, therefore, discern whether a streamer is cheating simply by watching the live stream.

配信を見てもチート利用中かどうか視聴者では判断できないような使い方ができるツールもあるんだってよ…。配信してればほぼ100%白なんてレベルの話じゃないのね。…ふと思いついたけど、顔を映しているようなwebカメラとかで画面を撮って配信すればプレイヤーが見ているものと配信しているもの同じになるかなあ。これにチート発覚しないように加工するのはかなり難度高くないか。

それにしても…こりゃEスポーツ流行らないわ!カードゲームとかでeスポーツとか言い出したのあまり好ましく思ってなかった。自分はあまり好きじゃないタイプのゲームだし…。でもこんな現状を見ては、ちょっとこう…。ルールやトラブルの裁定がグダグダなものが広く一般的なスポーツになるわけない。チート完璧に取り締まってようやくスタートラインというところなんだろうか。だから大きな大会はみんな高いコスト払ってオフライン環境でやるんだろうなー。

いちおう上記のソースもPUBGでだけの話だからね、救いはあると信じたいんですが。

ですがー。

グリッチとチートとハックと

自分の考え方を整理する意味でメモ。特にゲーマ界隈で話題になっているとは思わないんですが、まあ、メモ。自分はこう考えているってだけの話です。何かの参考になれば幸いです。…いや何のだよ。ゲームのブログなんでゲーム関連だけで話をすすめよー。

グリッチ Glitch

バグとほぼ同じ意味。プログラムが意図しない処理結果をすること。どっちかというとコンピュータテクノロジーとか開発言語とかでバグって使う感じ?ゲームではグリッチとか使うほうが多い感じ?英語圏では単なる故障って意味でも使うらしい。ゲームに絞って考えるとこの表現が出てくるのが多いのは、以下に並べるパターンとか。挙げる意味もないぐらい無限にあり得る。

  • 通れないはずの場所を通れる。地面を抜けて無限落下とか。ドアを通り抜けるとか。
  • 逆にオブジェクトに埋まって動けない。
  • 持ってる重要アイテムが消失する。
  • いわゆるフラグ管理が破綻する。NPCが話しかけても正常応答しないので進行不能とか。
  • ゲーム自体が落ちる、起動できないなどそもそもまともに遊べない。

原因は開発側とプレイヤー環境の両方にある。開発側の原因は、いろいろなプログラムに原因があって、これはプレイヤーではどうしようもない。ユーザー環境の原因はさらに2パターンぐらいあって、windowsUpdateやグラボのドライバのアップデートなどで広く多くのプレイヤーに同時多発的に発生するものと、PC上の設定やゲームなどに関係ない、他にインストールされているソフトなどの原因で、「その人だけ」とかごく特定の狭い範囲で起こるもの。

グリッチを悪用されると、とりわけプレイヤーvsプレイヤーの構図をとるゲームでは問題になる。ゲームの作りとして意図してない有利行動とれたりするからね。なので、ゲーム開発(運営)側で明確に「グリッチの不正利用」を禁止行為としていることが多々ある。ただ、ゲームの世界で起こることである。どれが「グリッチ」でどれが「ゲームの仕様」なのかはゲーム開発元でないと結論が出せない。何がアウトかわからない状況で遊ぶのはなんとも居心地がわるいので、気になるものを見つけたら開発元に確認を取るなり、オフィシャルな発表をチェックしておくことが推奨されますね、と。諸般の事情でグリッチがなかなか対応されない事もあるのはまあ辛抱。辛抱できなくなったらそのゲームはさようなら。

チート cheat

英語圏ではカンニングとか、不倫みたいな意味でも使うんですってよ。プレイヤー側が意図的にゲームプログラムを不正に改変して動作させる事。グリッチはゲームのプログラムやプレイヤーの環境にグリッチを起こす原因が含まれるけど、ここで言うチートは何の原因もないプログラムや環境でも、意図的な不成行為が出来るようにプログラムに何かを仕込む行為。意図してゲーム内のグリッチを発生させる行為と同じように思えるけど、チートはプログラムを改変してしまう。ゲームの運営に影響を与えるので、チートがリアルライフでの刑事事件となることもありました。

チートの事例は例えば…。

  • FPSゲームでのaimbotやwallhack
  • 本来見えない相手の手札・カードなんかをバレずに確認する
  • ゲーム内アイテムの増殖・他プレイヤーからの窃取
  • ゲームどころかPC本体への不正アクセス、情報を盗む
  • 対戦型ゲームだと、相手のディスプレイを不正に覗いたりするのもチートではある。オフラインチート。

「ゲームのプログラム改変したらアウト」は比較的分かりやすい。えっ?何でダメなの?って思った人は物心つくぐらいから人生やりなおそう。いわゆるハードウェアチートとか言われるものが面倒くさいですね。マウスのマクロ機能とか、ディスプレイに物理的に印を追加するとか。そもそもPCゲーマーは環境が全員バラバラですし、みんな好き勝手なもの使ってます。別にゲームがメインでゲーム動くほどのスペックのPC使っている人ばかりでもない。各自にいろいろ都合があってPC環境は多種多様。なればこそ対策も難しいですが、プログラムを改変するほど大きな事はできないので、単なる腫物ぐらいの扱いです。だからって、そういうことしているのを隠している人がバレると指さして笑われて晒されたりします。そりゃそうよね。規約上は禁止なんてゲームも、そりゃああるでしょだぶん。

ハック hack

ゲーム内では不正行為全般の意味で使う人が多いようです。グリッチの不正利用やチートと同じような意味合いで使われています。英語圏では例えばlifehackみたいな言いまわしで、「今あるものを利用して上手くやっていく」みたいなニュアンス。youtubeでlifehackで検索するといっぱい出ます。もしゲームでもlifehackみたいにポジティブなニュアンスで使われるとなると、誰も想定していなかったアイテムなどの使い方を思いつく、とかそういうの。「え、それできるの?」みたいな。

例えばBF1でいうと、過去作のC4特攻もどきが発見された時とかまさにポジティブな意味のhackって感じじゃないですかね?(壊せる柵に対戦車地雷を乗せて、その部分にサイドカーで突っ込むとサイドカーに地雷がくっつく→そのまま戦車に突っ込んで大破)これも最初はチーターだ!みたいなチャットを見かけました。戦車に乗っているほうからすれば、動いてないのに設置型の武器で吹っ飛ばされたのでチーターにしか見えず、当然のリアクションではあります。しかし、手法が知れ渡るにつれてそう呼ぶ人はいなくなりました(自分の見た限りでは)むしろ歓迎されたんじゃないでしょうか。新しい遊び方の開発ですし。その後できないようになるか、そのまま放置されるかは運営のかじ取り次第。

ついでだから古いゲームで話すと、FF5でどうやっても敵に1とかしかダメージが通らない武器があって。ただし、ほぼ必ず当たる。敵を捕獲するにはHP減らす必要があるが、最大HPが3ぐらいしかない敵が終盤に出てきて…というシチュエーションで出番がある。入手経路からしても、イベント用かーって捨てる人多かったんじゃないかなー。ゲーム制作側の意図した仕様だからナイスハック発見とは言わないけど、最初に気づいた人は良いゲーマ。

以上で。

ここまで書いてから以前に同じこと書いた気がしますが、怖くてチェックできません。NOOBすぎる。

データが先かチキンが先かチーターが先か

Steamの使用言語データから考えるいろいろ。

リンク先ではSteamの中国語ユーザの急増っぷりに触れられています。なるほど増えている。その一員として、PUBGの人気があるらしいという言及もされております。さて、ここから何が起こったか、PUBGで遊ぶ人ならご存じでしょうが、中国ユーザを締め出せという運動に発展してしまいました。チートユーザーの多さゆえに。

別に中国から遊んでいる人が全員チーターではないと思いたいです。罪を憎んで人を憎まず…じゃないですけど、なんというか、そうあってほしいじゃないですか…。日本人だってチートする人ぐらい居ますよ。しかし現実はそんなこと言ってられないようです。というのは中国に進出して酷い目にあった企業とか、ビットコイン関連の騒動だとかを見るに、よっぽどリスク承知でリターンを取りに行くのではなければ、中国と距離を置いたほうがよいと判断することは不思議ではない。誹りを受けるとは思わない。

自分も何故か中国と思われるユーザーからフレンド申請が届いていますが、不正行為でゲームをBANになった履歴がありました。フレンド申請削除したのでアカウントも何のゲームをBANになったのか分かりませんけど。

単にゲーム内でプレイする相手を選ぶのに、リスク&リターンの話なんかないよなあ。徹底的に避けるで解決。となると、(少なくとも対人での対戦があるようなゲームならば)自分が遊んでいるゲームに中国人が増えたっぽい→ゲーム自体やーめたって判断も当然出てくる。やめたくないなら先に挙げたように、中国を追放しろって話になってくる。日本と中国は物理的にもネットワーク的な距離でも近いので、同じサーバでプレイせざるを得ないこともありがちだったりする。PING問題もチーター対策以上に対応策が存在しませんからね。

でもね、ゲーム作っているところが、チーター対策はやったとしても、中国お断りなんてオフィシャルに対応するのって、よっぽどの事ですよ。一応ユーザーが多いのは事実なんだから、売り上げの目減り凄いんじゃ。あくまでも正当に買うならば。そしてチーター対策なんてなかなか上手くいかないのはPCで遊ぶネットゲーマーはみんな知ってる。

さてゲーム制作側はどうするよこれ。本質は技術的なチート対策であるべき。勿論そうだ。でも、もし、どこかが政治的な対策をしたところ、圧倒的な効果がありユーザーエクスペリエンスも劇的に向上しました、ユーザも対応を絶賛しています、という事実が、データが出てきたらどうするんだろう?

どうも今ほど気楽にオンラインでゲームを楽しめる期間は思ったより短いのかもしれない。証券の口座を作るがごとくの個人情報を出してゲームするような事になるのかも。それでもユーザーは受け入れるかもしれないけど、そんなコストとリスクはゲーム制作側で受け入れるのは無理だものね。落としどころは信頼できる相手とだけ対戦できる仕組みってもんだろうけど、そーいう人たちの集まりが暫くするとファーミングとかカジュアルに始めたり、複垢で大会出場したりするんだこれがwwww

ほんと大変だな…。

三浦弘行九段のチート疑惑

凄くわかりやすく言うと、資格試験で試験中にこそっとスマホでカンニングしてました、との疑惑がある。こんな感じかな。

この話が本当なら(少なくとも明るみに出たケースでは)未曽有の不祥事となるはず。しかし世の中見てみれば、オンラインゲームの類の話に限らずとも例えばオリンピックでの禁止薬物だの性別詐称だの八百長だの採点系の競技ので買収だの実にきな臭いものです。

これら行為が不正としてが禁止されている、それでも手を出すというのには明確な理由があって、「効果絶大」であるからですねー。選択肢が多くなってくると効果そこそこでもバレにくい、みたいなパターンもあるんでしょうね。ネトゲとしての将棋対戦ゲームでは、手元に別のPC(別である必要もないなw)とかスマホでソフトの差し手を参照し、不正をしていると見られるアカウントのBAN処置などがとられています。プロにも勝る強さといわれるソフトがもう何個もある状態で、そういったソフトを使う事の効果は、絶大に決まってますよね。そら強いように見えるよ。

今回のケースは具体的な証拠が公になってないことからいろいろ憶測で語られていますが、クロならそら重い処罰になるんじゃないかと思う…。除名でも良いんじゃないのかなと。シロなら?これが白であることを証明するのは疑惑をかけられた側には難しいように思う。ただ、対局した棋士が怪しいと連盟に対応を依頼したように報道されているから、シロの可能性は薄いと思いますが…。明らかに将棋連盟が文字通り後手に回っていて、不正行為を防ぐ規則なり決めておけば良かったのに、と思います。離席自体は特に制限がないのだったら、持ち物や居場所にも制限がなくてよいという時代ではなさそう。

特に将棋に興味が無ければ「三浦弘行」っつっても誰それ状態ですが、自分の中ではあまり目立たないもののトップ10傑ぐらいにはずっと居座っている印象…。そういうベテラン上位プロがソフトを使ってのチートに手を出したのでは、という疑惑が囁かれました、で、第三者の感想が「ついにこういう事態がきたか」という…つまりそれだけソフトの強さが傑出していることを不正疑惑でまた印象付ける結果になったんでは。

ただ、うやむやで終わりそうな予感がするんだよなーこの件。今更証拠を探そうとしても無駄だろうし、野次馬的には、周辺調査を続けてもっと出てきたら面白い、とか思ってしまう。芋蔓ということはあるからね。