2018年の振り返り:RTX、クロダ、WW3など

2018年のゲーム界隈を振り返るメモ書き程度のものです。んまー振り返ると今年もいろいろあったものですね。適当にならべていきましょう。

RTX不評

RTX2080とRTX2080 tiが発表されたものの、評判が悪すぎでした。発表からしばらくして、何か初期不良的な原因でグラボがクラッシュするという噂も流れて追い打ち。そもそも発表があった直後から「お値段高すぎなのでは」と買い控えが発生するような有様で…。新しい機能として謳われた【レイ・トレーシング】(ray tracing)も、「えっ。それだけ?」というリアクションが多く…。そりゃそうだよね。ビジュアル重視のゲーマーだとしても、この内容では20万円出して買い替えするのには二の足を踏みますよ、普通。仮想通貨が終焉しつつあり、ゲーマーにリソースが戻ってくるかなーなんて思ったんですけど、甘かったですねえ(´・ω・`)

もちろん、グラフィックボードとしての基本的な性能も上がってはいます。でもユーザーはお値段に見合うと判断しませんでした。年明けにはRTX2060の発表が噂されています。一そろい出ればまたどれを買うかという判断が出来ると思いますので、市場にも動きが出るでしょうか。個人的には消費税がどうなるのかも重大な懸念事項です。

WW3がスベる

特にbattlefieldファンで、BFVにイマイチ感を感じていた人からの期待は大きかったと思うのですが…。プレイヤー人数がここまで一気に少なくなると、開発中止になっても不思議ではないかなーと。いやほんと惜しいなー…。以下のリンクはプレイヤー人数がわかるサイトですが、このぐらいの規模になってしまうと、ほぼ同じプレイヤーしか遊んでないんだろうなと思います。

https://steamcharts.com/app/674020

クロダ逮捕

今年一番のニュース…というのは流石に嘘ですが、衝撃が走ったのは間違いない。わいせつ方面の事案のようでして、ネットでは「やりかねないなー」みたいな反応もあった(らしい)のが印象深いです。そういう自分も、彼がツイッター始めたばかりの頃に女性にDM送りまくっている、なんて話を聞いてドン引きしたもんです。そりゃ、やりかねないと思ってしまう。

逮捕後、さらに再逮捕されたという報道もあったみたいですが、さらにその後どうなったのか不明です。格ゲーでは3rd勢だったので、彼のプレイには非常に魅せられるところがありました。有罪になればプロゲーマーとしての今後はもう無さそう。

もっといろいろあった気もしますが、思い付きで書き始めたもんで中身が薄い。ではこの辺で。

WarldWar3:発展的停戦

リアル世界は日本中国アメリカロシアときな臭いですが、ゲームの世界ではWW3はむしろ平穏です。盛り上がりに欠けます。マッチしないほどではないものの、ゲームの目指す方向性を満たすほどの人数がおらず。

ここ最近で一番ため息が出たのは、マップ上で階段があるであろう箇所に、階段を示すアイコンが出ているのに気付いた時です。いやあの…駅とか大きめの商業施設のエントランスとかにある案内板ですよねそれ…。ダサい。ゲーム内容はfriendlyfireありだったり、ミニマップなかったりしてどっちかというとハードコア寄りなのに、UIがファミコンの高画質版みたいでダサい。こういうゲームをただおしゃれに作ってもしょうがないとは思うんですが、プレイ中も含めて、ゲームコンセプトに合うような雰囲気が出てないなあと。

日本時間で土曜の21:00に、twitchの視聴者40人ほどでした。クリスマスや年末年始はゲーマーもリアルライフに勤しむものですが、それにしてもこれでは…盛り上がりませんよ。日本語の配信がないのはまだ良いとしても、英語の配信もなかったのは衝撃的です。そら日本以上にクリスマス休暇にゲームするイメージないですけどそれにしてもさあ。

これを書いているうちに英語配信が一個始まったので見てみたら、配信者をkillしたプレイヤーネームがさっき同じ鯖でプレイした人でした。さっき自分も殺されましたよーこの人…ええ…ASIA鯖でまとめたからプレイヤー人数少ないのかと思ってたんだけど、世界中まとめてこの規模なんですか?

実際のゲーム内容は、そんなどっぷりプレイしてないのでなんとも言い難いです。バランスがどうとかそういう話はまだよくわからない。グラフィックはどちらかというとかなり綺麗なほうだと思うんですが、迫力には欠ける感じ。何かが派手に吹っ飛んだりというのがあまり感じられないんだよねえ…。土煙感?まあ過去に一番遊んだがのbattlefieldだからなのことそう感じるのかもしれません。

音はだいぶしょぼいなと思うのですが、これも好みになるかなあ。銃声とか、爆発音とかなんか迫力ないなあって。音のする方角はまあまあ把握できました。いままでラグが酷いなんて言われるゲームでも、音と方向がまるで一致しなかったことはほぼなかったので、たぶん技術的にそこまで難易度が高くないのかも。

マップはどうこう言えるほどプレイしてないです。10cmぐらいの高さのオブジェクトに律義に引っかかるのはビックリしました。倒れた消火器に見えたので、味方の設置したアイテムか?って思ったほど不自然にひっかかる。ぼんやりしてたら目の前で敵がケツを向けて湧いたという、お約束の糞要素もありましたが、まあこれは…個人的には殺される側でもある程度許容できます。立場逆になっても条件同じだからね。あくまでも、「ある程度」ですけど。

細かい不満はいくらでもあるんでそんなのは忘れるとしても、トータルで見てめりこむほどの面白い要素はないかな~。というわけで、しばらく停戦します。ポジティブな要素としては今後改善しかしないだろうという点。ネガティブな要素は、絵も音もプレイの快適さも改善しているのに、なんか面白くないままだなーってなってしまう点。自分の好みと離れていくような状況。これについては停戦とかクサい事言っている立場で文句を言うのはお門違いなので、祈るばかりです。もう一つ、プレイヤーがすでに少ないという点。致命的ではないでしょうか。

自分がイマイチと感じるという事は、逆に良さそうと感じる人もいると思う。せめてそういう人たちだけでも長く楽しめるゲームになると良いんですけどね。WorldWar3はこのままフェードアウトするにはちょっと惜しいゲームだなと思います。

ゲーム内広告は良い試みだと思う

Street Fighter 5(以下、SFV)での、ゲーム画面内広告が不評らしい。youtubeでもTwitchでも、広告が表示されること自体は当たり前と言っても良いぐらいのことで、いまさら「広告が出るなんてとんでもない!!」という人は少数かと思う…。ゲームの大会配信とかでも、休憩がてらの広告があったりするじゃないですか。そういう所から根本的な費用を捻出していることが多いだろう。そういう事情は今どきのユーザーというかファンも十分に承知している所かとおもう。

では自分がプレイするゲーム内に出てくるのはどうか?

受け入れられるかどうかは、内容と出し方による、という当たり前の結論になるかと思う。そのパターンはあまりにも多彩だろう。例えば「マップのローディング画面に出る」とかなら許せるだろう。でも「広告表示が終わるまではローディングが終わっても待たされる」だったら憤慨してしまう。また、文化・政治・宗教・その他いろいろな価値観により、受け入れがたい内容が表示されるというのも避けれるもんなら避けたくないです?(商品の広告でそんなもん少ないとは思いますけどー)せっかくお気に入りのゲームなのにこれは悲しいよ。

広告の内容は、ビジネスのレイヤーで以て調整がされれば良い。どんでもねえ広告をぶっこんで来たらそんな広告主や製作者とおさらばしてしまえばよい。できない時に問題ではあるが…その時はゲームごと炎上してなくなるんだろうか。

さて、広告が出る事自体は受け入れるとして、ゲーム内への実装の段階でどうするか。ローディング画面はCMになって待ち時間は伸びるのか。何もできない時間を少なくできるか、というのはゲーム制作者の技術力の神髄なんじゃないかと思う。長い広告を望むというなら、真逆の話。youtubeでも長い広告はヘイトを集めているもんね。日本の歴史ある大企業、お前らだ聞いてるかF##K

だったら、ゲームプレイ中に邪魔にならねーように出せばよい。キャラクターの衣類や背景に入れるというのはとても良い着地点だと思うのだが、どうでしょうか?SFVなら何の広告入れてもそう違和感ないよ、現実世界でもadidasとか書いてある服着てるんだから。

問題はマッチするかですよ。BFVでもコーラの看板ぐらいなら別におかしくはない。PUBGでは翼を授けるデザインの栄養ドリンクあったよね。スカイリムでは…ポケットを漁ったら大塚製薬のカロリーメイトが!…個人的には面白いと思うんだけど、嫌う人いるかな。

広告を出しやすいゲームと、出しにくいゲームというのが存在することになりそうだ。そうなると、全体的にゲームは広告を出しやすくなっていく可能性がある。これをポジティブに捉えるゲーマーは少ない。逆に、ゲームに登場しやすい製品が増えるという可能性がどれだけあるだろうか…。十年ほど前に、FFに登場するアイテム型のドリンクが売り出されたことがあり、あれはかなり好評だった。スライムの肉まんというのもあった。こっちの方向性はおおむね好評なんでは?自分はingressのロゴのキーホルダー持ってますが、さりげなーく持てるアイテムなんで実用しても大丈夫だ!

大丈夫ってなんだよ。

自分のようなおっさんは、webサイトにいろんな広告が出るようになっていく様子も、youtubeとか動画に広告が載る様子も見てきました。ゲームに於いては今後どうなるか実に興味深いのです。売れる漫画がさらに稼ぐコツとして、おもちゃになりそうなものを作中に出す、というノウハウがジャンプ連載中の作家から語られたことがあります。(記憶では「燃える!おにーさん」だった筈) おりしも、現在は3Dプリンタとやらで、現実世界にアイテムを登場させるのも昔ほど難しくなってないと思います。さあどうなりますか。結果としてナンセンスギャグかよ、って状況になっても笑えるんだったら、自分はまだまだゲームを楽しめると思います。

しかし…何気なく書いたけど、広告表示のためローディング引き延ばしって明日にでも実装されそうでヤダねえ。