“The Day Before”の売り逃げダイナミック

【追記】出資元が返金に応じる意思を示したらしいです。こうなると売り逃げではないのかもしれませんが、「最初から売って逃げるつもりだったのでは?」という疑惑は晴れません。

タイトルはニコニコ動画という懐かしのサイトのRTA界隈で流行っていたアレからきてます。

The day beforeというゲームが、発売直後からバグの嵐で大不評。steamでも「圧倒的に不評」というレビューになってしまった…というのが、アーリーアクセスの発売後たった数時間の出来事。そのまま愉快なバグの報告ばかりがネットにちょこちょこ流れてくる状態で、とんでもないニュースがバズってしまう。

https://fpsjp.net/archives/473082

開発スタジオを閉鎖するという。このゲームは事前評判が高かったらしく、売り上げは相当にあったと推測する人もいる…一方で、オフィシャルな閉鎖の理由は資金不足だと言う。リンク先にある通り、返金率が半分近いということもあり、将来を考えたらここで諦めてやめるのが経営判断ってものなんだろう。企業なんだから当然、債務の返済や賃金などの支払いを考えて、それらを達成できなくなる前に閉じるのは、正しいと思う…けど。

最初から逃げる気で発売したんじゃないか?そこで「売り逃げ」と揶揄されるに至るわけです。

製品はいわゆるバグの山盛り。開発元はリリースする前に製品の状態は当然把握していた。ギリギリまで頑張った云々の話があったとしても、ギリギリまで頑張ったこれか?というレベル。じゃあ、開発元は発売前にこの大不評を予見できた。だったら、最初に売るだけ売ってその売り上げを確保して逃げようという画策がされることもあるでしょう。これも経営判断か?どうなんだ。

買った人のクレームみたいな文言になっているかもしれませんが、わたくしは買っていません。なんたら2042で学びました。新作は10日ぐらい寝かせましょう。とはいえ、発売直後に突撃するユーザーによりこのような事態が”暴かれる”のも事実です。英霊に黙祷。

こうなると、逃げずに頑張っているWorldWar3の開発陣はえらいのでは?いや、逃げないのは当たり前だろって話ですが…。

なお、なんたら2042は叩き売りと閉所マップ追加でユーザー数が回復したらしい。自分も再インストールしてたまに遊んでます。