「モンスターコマンダーズ – 混沌の戦略譚」をプレイしたと言っていいのこれ

ChatGPTを全力投入。これは現代のゲームって感じですね。少しだけ遊んでみました。

いわゆるカードデッキゲームみたいな、自キャラの能力で相手方モンスターと戦うというテイなんですが、実際の進行はChatGPTが作り出す文章で実施されます。プレイヤーのすることは、自分の勝利になるように誘導するわけです…が…。

自分のキャラも作れます。画像生成AIを使って、いくつかの設定文章からChatGPTで画像を生成。最初は無料ですが、その後は課金が必要です。また、一日あたりのプレイ制限があり、ゲーム内では文字数という単位で表現されます。ChatGPTの生成した文章の量かと思われましたが、実際に出力される文章量とは全く合致しないので、本当はなんなのかわからない。これも制限超えるには課金が要ると。

さて。文章が表示されるだけなので、シンプルに面白くねえなと。最初のうちはどういう戦いにするか考えて自分側の行動を入力したりしていたのですが、ChatGPTが勝手に展開を挿しこんでくるのでもう適当でいいなと。他の人のスクリーンショットを見て気付く。え、大喜利なの?メタ的な視点で処理したり麻雀で勝負したり、最初から珍展開を狙っている人も多いようです。そりゃそうだよなあ…。

こちらもその方針で行くか。こちらのいう事を参考にするAIとわかっているので、”処理”を考え直してみたところうまくいった。XXXXXXXXXXXと頼んだら文章省略してもらえるし、XXXXXXと頼んだらこちらの必勝になった。ここでゲームクリアとしました。

討伐以外にも対戦モードがあるんだけど、よくわからん。ChatGPTを始めとしたAIの助力を得て何かを作るというのはもう珍しくもないわけですが、ゲームの進行までもライブで(?)ChatGPTに任せるというのは大変に面白い感覚でした。しかしゲームとしては面白くは無かった…。

「DEATH STRANDING」をクリアしました

少々のネタバレが含まれます。もう発売5年近いのでご容赦くださいねー。

ゲーム自体は抜群に面白いんだけど、最終的には結構な不満を覚えました😡なんだあのエンディングの無駄な長さ。それと、敵役のボスとの決戦があんなのとは。うっかりイースターエッグが本編に採用されたのか?ゲーム自体は面白いので、steamのレビューではお勧めにしましたが、残念な気分になってしまった。こころあったか系の筋書きで、景色も最高に美しかったのに、なんかな~。いや~~。うへ~~。スタッフの名前が流れるエンドロールは都合三回見せられます。馬鹿にしてんのかおいいいいいいい。ゲーム内容自体はほんと面白いんですけどね。

ほんと面白いので、クリア後に与えられる自由なプレイでもう少し楽しんでみます。そこいらの窃盗団にミサイルぶち込んで殺すとか…うへへ。また、攻略サイトを解禁して、コレクション要素をチェック。チップは見つけてないのが27個。初期装備で検索できるアイテムなのに、結構漏れたもんです。温泉は全部入った模様。ドキュメントは100個読んだ実績を解除できたのですが、まだありそう。ジェットパック…?どこで手に入るんだろう。

で。

たまたま「Satisfactory」と「DEATH STRANDING」を続けてプレイしたことで、共通して感じるテーマを見つけた。廃棄ということ。「Satisfactory」では現実世界でも頭を悩ませる問題である、核廃棄物。自分はその対処がめんどくさそうだったので、核エネルギーを使わないプレイに終始しました。「DEATH STRANDING」では、人間の亡骸。死体を放置すると、いろいろあって街ごと消し飛ぶほどの大爆発をするという設定。だから、襲ってくる敵と戦うにあたっても、絶対に殺すなとゲーム内のキャラからアドバイスを受けます。(クリア後に大殺戮をやってみたのですが、その事象が発生するまでには時間がかかるので諦め)

人間の廃棄なあ。例えば「ファブル」とか「闇金ウシジマくん」みたいに人が死んだりする漫画作品だと、その死体を埋める作業の描写がある。自力で動かない人体の処理って大変なんですよね。医療や福祉の場面でもどうやって人間を運ぶのかという工夫が見られます。これは実用性も高いのでネットで調べてみると良いです。

勿体ないから人体もリサイクルなんて考えが当たり前になったりするだろうか。例えば、家庭の燃えるゴミにPETボトル出したらもはや人でなしですよね。同じように「えええ!?五体満足の亡骸燃やしちゃったんですか!?」って話になったりするんだろうか。そんな人体部品が不足するんだったらゼロから培養したようなパーツを使った方が一揃いのものから間引くより倫理的かなあ、とも思うんだけどどうだろう。

何より軽いし。

「Satisfactory」クリアしました

アーリーアクセスの頃から遊んでいました。正式版リリース時点で既にゲーム終盤にて放置していたのですが、正式版リリースを契機に再開。そのままクリアまで走り切りました🤗

最終盤のフェーズになると、電力の確保が重要です。施設一個で今までに持っていた施設全部と同じぐらいの電力を要求してきます。アレの力を使うことで解決するのがゲームの仕様ではありますが、今回はエコにこだわってみました。地熱発電と、遠隔地に半放置するバイオ発電だけでクリアを目指します。

実際、クリアは問題なく可能でした。ただ「この施設がもう一個運用できるだけの電力あったらなあ」と思う事ばかり。どうしても生産が終わるまで待つ時間が生じてしまいます。とはいえ、待っている間に掃除洗濯お買い物雀魂YouTubeと何でもできるので、特に困りはしませんでした。

これはちょっと本筋からは外れた遊び方だったかもしれません。もっと効率的な生産工程をクリエイトするのが、本作のゲームデザインであることは明白。どうしても生じる待ち時間にこの広いマップを探索するのでしょうか。しかし、マップを探索しなくても資源のありかもわからないし…何より、プレイヤーキャラの操作が実に快適なんですね。ジェットパックで自由自在。バギーに乗って自由自在。足場を作って高い所も自由自在。さらには小回りも利くので、生産ラインをそんな考えて構築せずとも、自分で操作して必要な設備に資源を手渡し分配すれば良いのでした。

それでも基本的な採掘→運搬→加工→次の部材→さらに次の…という流れはあるので、ベルトコンベヤーや電線の繋ぎにてんやわんや。適当にやっていると、混線します。しかしその辺のオブジェクトの判定がゆるいゲームなのでそれに甘えてしまいました。ベルトコンベヤーが地面にのめり込んで消えても、その上を石炭が転がってくる有様。もはやどうとでもつなげる事が出来ました。この景色が違法操業のインド工業地帯みたいな混沌で逆に楽しくなり、わっせわっせと資源を運ぶのでありました。ベルトコンベヤーが動力なしでも動き続けるからさらに適当でなんとかなりましたね~。

電力網は地熱発電縛りという性質上、ルートがある程度固定されました。電線にパワーアップ要素もないので、一回引いたらそれでおしまい。なんですが、電線でジップライン移動が可能です。これが速くて快適。電力の繋がってない鉄塔も用意して、電線張って移動手段にしました。眺めも良いのでこれも実に楽しい。

近未来作品なので乗り物が自動運転できるのですが、いまいち上手いやり方わからなかったので手を付けず。うーん、ここまでくるともはや邪道なのではないかと思われるプレイスタイルでは?

本当にあとはエンディングだけ、生産は必要ありませんという場面でドローンを作ってみたら発見しました。あのドローンはプレイヤーが乗って移動はできませんが、発進時の慣性がプレイヤーに乗るようで、すごい勢いでドローンの背中から放り出されます。そこからジェットパック併用で、マップの半分移動できました。ただし射出方向は発進するたびに一定みたいなので、実用的に使おうとするなら建設の向きなど考える必要ありそう。

実際のプレイ動画、ながったるいエンディング含む最後の納品場面となっております。見どころは1:00~2:00の間だけですね…。

https://www.youtube.com/watch?v=B07Ug53i1kU

大変にお勧めできる作品でございました。

「マルウェア」をクリアしました

よくこの名前でリリースしようと思ったもんだ。

Windows98ぐらいの時代にタイムスリップ。悪意のあるインストーラーからマルウェアを排除する…というと聞こえが良いが、ゲーム内容としては隠されたチェックボックス☑を見つけ出すというシンプルなもの。パズルと言うよりはなぞなぞ。頭を柔らかくすることが求められます。ムキになったら負けですよ😡

ミニゲームなんかもあったりするけど、ただのおまけで、チェックボックスを探す作業が殆ど。最後にはもう一度タイムスリップさせてゲームクリア。この辺りはPCの専門知識が要るとレビューしている人も居ますが、いや専門て…このぐらいの知識はだいたいあるんでは😥

パズルと言うよりはジョークソフトの類が近いと思われます。まあまあ楽しめたんじゃないでしょか。

Replicaをクリアしました

何個かエンディング見たのでレビュー。8bitスマホといった不思議な印象のゲーム画面。英語プレイはフォントが読みにくくてストレスを覚える。日本語の方が読みやすい。ゲーム中に言語設定変えると何故か最初からスタートになってしまうので初回プレイ前に日本語にしておこう…。

本ゲームの着想には、開発者の居住する韓国にてテロ防止法が成立し、国家による監視が可能になったという事情があるらしい。プレイヤーは組織に強要されつつ、事件の被疑者スマホから秘密を抜き出していく。そのスマホへのログインという最初の関門からしてプレイヤーは自力解決を求められるんだが、パスワードが暴露する道筋が凄くリアルでおそろしい。なぜそういうパスワードを使ってはダメなのかの実例。

一方で、ゲームであるからしてエンディングは数パターン用意されていて、エンディングのパターンによっては、そのままリトライになる。リトライのポイントが「さっきの電話をかける前」に時間が巻き戻る、という如何にもなゲームの演出でリアリティどこいった。しかし、何度か巻き戻しのパターンを繰り返すと、当然ながらプレイヤーは本来知りえない筈の情報を得て物語をスタートする。

集中しているときに電話の着信がクッソ邪魔という所までリアルに再現されていたり、二度目以降のスキップもスムーズじゃなかったり、8bitの雰囲気演出が目に優しくないのでお勧めせず。

以上、steamのレビュー。面白いとまでは思えなかったけど、文句言うほど酷くもない。

本作は事件の関与の証拠情報を掘り起こしていますが、実際にスマホを誰か悪意ある人間に拾われたりしたら、こんなもんじゃ済まないと想像できる。特にサイバー系だとゲーム世界のほうが犯罪の内容がゆるい印象があるってのは、ひとつ時代的な特徴なのかなあ、なんて。…いや、GTAでもMMO系でもいっしょかな…。

以上です。スマホの取り扱いに注意しましょ。

「Jusant」クリアしました

ゲームを始めるとコントローラーでのプレイを推奨されて不安になるが、キーボード・マウスに慣れてるPCゲーマなら全く問題なくプレイ可能。

宮崎駿が好きそうな世界観。まだ人々が暮らした気配の残る廃墟をただただ登っていく…。ララ・クロフトとかいう墓荒らし遺跡探索ガールと似たような、ロッククライミング的なアクションで進んでいく。しがみつきからのジャンプは、トゥームレイダーと同じような方向制御の難しさがあって、ちょっと不満を覚える。しかし本作は落ちて死ぬことはなさそうだ。どこに進むかわからなくなった時には、勇気を振り絞って飛んでみることが救いになるかも。ただ、ロープが変な絡まり方することが1,2回あったのでその時はチェックポイントまで進捗が戻る覚悟。本作にはオートセーブしかないので、アクション苦手な人にはやり直しが発生するのがきついかもしれませんが、そのおかげでゲーム進行が詰んでしまう可能性もほぼ無いと思われる。

なんとなく進めてクリアしても、10時間前後で満足いく内容だと思います。一回クリアするとチャプターごとのリプレイできるので、コレクションこだわる人はそちらから。ほぼ一本道だった印象だが意外と未回収のチェックポイントがあり、一方で6%ほどのユーザーしか集めてない実績が初回プレイで解除された。

最後に詰まったところのヒントをネタバレで残して〆←このネタバレ部分はsteam上のレビューで見れます。


以上、steamに書いたレビューでした。ままあおすすめ。

打ち捨てられた場所にプレイヤーキャラが訪れる、というのはゲーム物語の良くあるパターンだと思います。実際のプレイヤーもゲーム世界には無知なので、痕跡から何かヒントを拾っていく…みたいな進め方。特に操作キャラ一人で進む場合。本作もそんな典型だなあと。まったり型の作品なんでその辺も楽しんでいきましょう。

こちらの動画は雰囲気の味見程度に。

「Attentat 1942」をクリアしました

ひと昔前、西暦2000年ぐらいの現実世界が舞台のアドベンチャーゲーム。選択肢をクリックしたりして進めていくタイプ。祖父が語りたがらないWW2の物語を、当時の惨禍を生存した人物にインタビューして追跡していく。ゲーム内の祖父にまつわる物語自体は架空。インタビュー映像の登場人物も俳優さんらしい。

チェコ語(??)音声で日本語字幕なし。英語字幕選択可能。ゲーム内に多量にテキストが出てくるが、英語表示。セリフの途中でもESCキーで字幕を出したままゲームの一時停止できるので、字幕の知らない英単語を調べることは可能。進めるにつれてゲーム内のencyclopediaも充実していくが、全部目を通すのは結構大変。セーブポイントからやり直しみたいな機能もないので、選択肢適当にポチポチしてみるか、というプレイもお勧めできない。ゲーム内報酬を消費して、回数限定ながらインタビューのリトライが可能。

“本物”の写真や映像をふんだんに取り入れたゲーム内容は、実に身が引き締まる思いがする。普通の人ならば、ゲーム中に登場する「holocaust」「Auschwitz」という単語から何も連想しない事は難しい。しかしその一方で連想される事柄は、その規模の大きさゆえか俯瞰的な視点で見たものになりがちだと思う。実際には、数百万と言われる犠牲者、その家族一人一人に、本作のような苦悩と悲しみがあった筈。それはもちろん日本だって同じ。

80年経過した。戦争の記録自体は永遠に残るかもしれない。しかし人々の物語を掘り起こして感傷に浸り、そこにリアリティを覚えるのはどこかに期限があるんじゃないかと思われます。もしかしたら今日この時代が、近すぎず遠すぎず、良い頃合いだったりしないでしょうか。憎悪の波が穏やかになり、人々はまだその水面を思い出せる。

なお本作は、作中に当時の政党を連想させるシンボルが度々登場するので、ドイツで発売されておりません😥
https://en.wikipedia.org/wiki/Attentat_1942#Release

以上、steamの自分のレビューのコピペ。

自分の世代は、WW2の体験談を当事者から直接聞くことがたまにありました。祖父母の世代。若き兵卒として戦線に送り出され、そのまま帰ってこなかった。うちの祖父母はどうにか生き延びて、自分に繋がる。祖父は軍隊にいた筈だが、詳しくはしらない。こんなことが世界中で起こっていた。

自分の国の歴史として、日本のWW2の物語はいくつか知ってる。原子爆弾、東京大空襲、硫黄島。映像、映画、なんたらかんたら。自分の世代だったら例えば「holocaust」「Auschwitz」という言葉を「聞いたことない」なんて言えば白い目で見られる。個人の思想や信条はともかく、こういう物語に触れてなにか考えを巡らせた事がないなんてことは、どこか常識がないと思ってしまうんだな。例えば「ごみを分別する」「トイレでうんこする」レベルの常識のように思えてくる。

本作が踏み絵足り得るなんてことはないだろう。でも、本作が持つメッセージはまさにそれだと思う。同じ感情を持った輩へ向けて伝えたいことがあるんじゃないか。このゲームを遊んだ印象は、素直に言ったらそんなところ。

「Assemble with Care」をクリアしました

ジブリの映画みたいな、平和な世界の短編ゲーム。小型家電とかを修理するのですが、そんなきっちりした知識は不要。バラしたあと組み立てる時に順番わかんなくなった!ぐらいのアクシデントは起こりますが、そんな程度。まったりやっても2時間かからずクリアできます。

お話の作り方が上手。コンパクトにまとまって無駄もない。物語ってこうやって作るんだなあと感心します。そういう観点では刺激も驚きもないんですけど、まあそういうゲームじゃねえからこれ!長距離移動の時に読む本や観る映画みたいに楽しむと良いです。

「Spec Ops: The Line」をクリアしました

クリアしないまま放置していたのですが、今年の1月に発売終了になっていたというニュースを見つけました。インストール済みだったので遊べるどうかか試してみたところ、プレイ可能でした。そのまま普通にクリアまで進めました。

https://www.famitsu.com/news/202401/31332945.html

本作は一部で「PTSDシミュレータ」という二つ名を持つソロプレイのTPSゲーム。戦地に潜入して軍事ミッションをこなしていく…というのはあまりにも普通の物語なんですが、本作は物語途中に強烈な場面が出てきてそれが有名になりました。ほとんどシナリオ通り一本道に戦闘をこなしていくので、映画みたいな感覚で進みます。ただし難易度がそこそこ高いので、スムーズに進めていくには経験を積んだゲーマーじゃないと難しいか?

作品中のタイトル画面で、はっきりとアメリカ国旗が描かれており、「星条旗よ永遠なれ」のジミヘンバージョンが高らかに流れている。発売日は2012年6月末。舞台はドバイ。Yes We Canの大統領が軍隊を引き上げた。そんな情勢。本作はフィクションではあるものの、作中設定が上記のようにはっきりとしているのですごくリアリティがあります。ベトナム戦争映画みたいな、史実ベースの物語に近い雰囲気があるかも。こういう「こと」が実際にあったんではないかなあ、と想像させるに十分な。ジャングルが砂漠に変わっただけの、同じ歴史が繰り返されるなんてことが、実際にあったに違いないと思ってしまうほどに十分な、コンテキストが世界にあふれておりますぞ。

 welcome to Dubai

INFRAをクリアできませんでした

クリアはしていませんが、7割は過ぎたと思しきあたりでゲームが頻繁に落ちるようになってしまいました。進捗的にも詰んだので心折れてレビュー。

ゲーム内UIはちゃんとした日本語化がされていて、英語音声の字幕もちゃんとしています。ゲーム内に落ちているメモには攻略の参考になる情報が載っているものがあります。しかしいわゆるテクスチャで表現されており、手書き文字の英語なので内容を把握しにくい…。また、全編を通して兎に角画面が暗い。思い切って画面の明るさ上げてみるのもアリかもしれません。ゲームの舞台設定上、暗い場所ばかりなのは分かるのですが、何を探すにも暗がりを見つめたり、容量制限のあるマグライトを消耗する必要があり、なんともストレスを覚えます。人によって好ましい演出と思うか分かれるところだと思いますが、ゲームのボリュームが大きいのでどうかしら。小まめなセーブ推奨。クイックロードにショートカットキーが割り当てられていますが、確認ダイアログがないので誤操作するとやり直しになります。配信系のソフトとかと設定被ってないかチェックしましょう。

盤面パズルを解くことも、ただただ物を探すだけという要素もあります。親切要素も少なく、発想も根気も必要。「check」とだけ書いてあって、何をどうチェックすればいいのか困惑します。ランプがただ灯ったからってそれが何なの?トグル式のスイッチはどっちがどういう意味があるのか?とか、困惑することしきり。リアルライフでも思い当たる現場の辛さも体験できます。絶対にくまなくチェックしたのに、先に進める要素ないな?という状況の原因が、ただ暗いから単純な物に気付かないだけということも多々ありました。しかし、開ける事の出来ないドア、動作させることのできないスイッチをかなりの数スルーしてもゲームは先へ進める事が出来ました。事実上一本道に近いのかも??その一本道で散々焼かれたり落下死してると、操作キャラがマリオに見えてきたというのは嘘です。

時折拾ったものを運べるので、それを足場にしたり何か意味のある場所にハメこんだりします。また一方でインベントリという概念が存在しないので、自分が何のアイテムを持っているか分からない。いろんな工具とか使って進むのが楽しそうに思われる内容なのに、全編ほぼ丸腰なのは残念。手に入れたアイテムも、勝手に消費して。例えば鍵にはラベルが貼ってあるけど、具体的にどこの鍵かわからない。その鍵を使ったのか、これより先に出番があるのかわからない。重要な情報を写真に収めていくというのはゲーム内の主要な目的であるのに関わらず、それをゲーム内で見返したりも出来ない。何かヒントがあったら写真に収めておけるのかと思ったのになあ。風景も良いのに。探索の重要アイテムだけは、ストック増減の度に主人公が呟いてくれます。本作における数少ない良心と思いきや、所有数に上限があります。

全体的に厳しめですが、さらに突然始まるSASUKE的なイベントがいくつかあって、どれもアクション難易度高い上に、こなさないと先へ進めない。襲ってくる敵も出てこないゲームで、死に覚えさせられるとは。やっぱマリオか?川下りの場面ははっきりとクソゲー呼ばわりが相応。総じて「無駄骨が多く、手間がかかる」という印象が強かったです。シリアスなシナリオは(途中で投げ出したので全貌を把握できてませんが)好みでした。冒頭に書いた通りプレイに支障が出てきた事もあり、評価はお勧めせずとしてます。酷い作品ってほどでもないです。

本レビューを目にする人は多くが日本に住んでいます。本作みたいな現場を超えて今の暮らしが成立しています。この快適な暮らしがネコではなく人に支えられている事に感謝をするべきでありましょう。本日もご安全に。


以上、steamに載せたレビューの丸コピペなんですが…。本作はどうにかこうにか理不尽な事態を一人で切り抜けていく、オンラインゲーム以前のゲームの、一人で没頭する楽しさがありました。こういうのまあまあ好みではありますが、本作はなんか疲れた。兎に角、暗い画面で目立たないものを探し続けるのがしんどかったな。

パズル要素は良かった。演出もなるほど、となるものが多かった。ただ、開発者と知恵比べをしているというよりは、根競べをしている印象で。サクッと解いてやったぜ!ドヤァ( ・´ー・`)ってやりたいんですよ、本当は。でも、解法云々と共にパズルの部品とかスイッチ探しが億劫で。スイッチの類も、レバーの上下とかで、どっちがどういうステータスなのか把握しにくい。電源スイッチの「〇」と「―」みたいに、ゲーム外で知っててほしい知識が必要だったのかしら…🤔 ちなみに〇が電源オフで、―が電源オンです。どやああ( ・´ー・`)

そして、後半になるにつれて、ゲームが落ちる頻度が高くなってきたので諦め。ここから先は一応ネタバレになります。

一応ネタバレですよ?

跳橋手前の街中あたりで、ESCキーのメニューからセーブを選択した瞬間に落ちることが多くなった。あと、パイプに着ける丸いやつを手に持つと落ちたり。そもそもcastleのゲートスイッチも反応がなかった…カードは拾っていたんだけど、なんでだろう。電源みたいなもののスイッチも一通り試したけどなあ…。あれ関係ないのかね。

ゲームが落ちたあとはクイックセーブから再開して、カードを拾いなおしたり、また丸いやつ触ってゲームが落ちたり…何度か繰り返しているうちにトータルで2時間ぐらいそこで過ごしたように思います。steamでゲームの修復を試してみたら1ファイル修復されました。ところが状況改善せず。この辺りで諦め。

ネタバレおわり。

全体の八割ぐらいまで進んでいたと思われるので残念です。ストレスどうこうってレビューに書いておきながら、結構ゲームの世界を楽しんでいたんですけどね~。