The Cycle:Frontierにちょっと手を出す

なんかのセールで見つけてsteamのライブラリに入れておいたゲームですが、ふとプレイしてみることにしました。簡単に感想など。本当は「Escape from Tarkov」に手を出そうかと思ったけど、Steamで売ってなかった。

本作の内容は、一部では「宇宙タルコフ」とあだ名されるように、Escape from Tarkovに似ているシステム。(Escape from Tarkovを実際にプレイした事はない)マップに出撃し、物資を漁り、敵と戦い、脱出船に乗って無事帰還すれば1プレイ完了。何度か繰り返し、NPCから依頼される任務を全うしていく。そうして手に入れた煌めくばかりのレアものの装備でドヤァするのが目的…というのは極端な表現かもしれませんが、実際そうなる。

マップに登場する敵は、他のプレイヤーキャラクターもいる。NPCのばけものも攻撃してくる。死んだらマップに持ち込んだアイテムは一部を除いて全部なくなる。いわゆるその場にドロップ。だから何度も連続で死んでいればすっからかん。アイテムを入れるバックパックすらなくなるので、もう遊ぶことができない!…とはならないように、日に一回ぐらい基礎的な装備が配布されます。もちろん死んでも無くならないアイテム保管庫もあります。いわゆるスタッシュ。

装備には「保険」を掛けることができるようになってます。ゲーム内通貨で保険を掛けると、アイテムの価値のいくらかが死んだ後に返還されます。また、リアル課金で得られる方のゲーム内通貨を使った保険だと、死んでもアイテムを失わないという保険内容になります。ただしただし!他のプレイヤーに奪われると、その人のものになってしまいます。

わりとハードな内容ですなあ。しかし、初期マップは1マップにMAX14人しかプレイヤーが居ないので、遭遇しないまま脱出できることも多い。脱出時には(死んでしまった時も)自分が交戦したプレイヤー名が公表される。あんなに慎重にプレイしたのに、近づくことすらなかったという事もあるし、気づかないまま何人も近くにいた、ということもある。ただ、具体的な距離がわからないけど…足音とか物資を漁る音が聞こえるぐらいの距離かな?

脱出はいわゆる宇宙船に乗って出るけど、場所がある程度限られている上に、上空を爆音で飛んでくるのでとても目立つ。脱出地点への経路も結構限定的なので、当然待ち伏せされる。この瞬間がえらくスリリング。足音などの音の通りは良いみたいなので、待っている相手がいる場所に近づけば、確実に場所がばれている。他のプレイヤーが呼んだ船に相乗りできるみたいだけど、自分が体験した限りでは、その状況下ではお互い殺意MAXなのでどっちか死ぬ。スモークを投げつけて無理やり相乗りできるかと思ったけど、スモークの性能が良くなさそう。時間も短いし。

また時間経過で嵐がやってきて、真っ暗で雷がドゴドゴ降ってくる。外で生存は困難な状況になります。屋根のある建物でしのぐことが出来るけど、プレイヤーを狙って雷が落ちるので、中に居るのが他のプレイヤーにはわかるっぽい。

時間帯によっては結構ラグい?走っている敵を待ち伏せして倒したら、マップの彼方まで死体がすっとんでいきました。ラグい環境でのFPSあるある。

こんなとこ。内容からしてFPSには相当に慣れた人しか遊ばないと思います。本作はマイナーゆえに毎回そういうプレイヤーと遭遇するとも限りませんが、脱出の時の1vs1も厳しい戦いになりがち。いちおう、ゲーム内のなんらかの基準で、ビギナーはビギナーの多いサーバに入る事になっているみたい。

脱出までそんな長時間かかるわけではなく、なんなら10分ぐらいの事もあるので、腕自慢の人は気軽に遊べるんじゃないでしょうかー。腕自慢ならタルコフすでにやってるだろって言われたらその通りであります。

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