事前情報として知っていたのは、ストーリー重視の作品ということ。実際に遊んでみると、その通りだったんですけども、その肝心のストーリーがそんな面白いものには思えなくていまいちでした。それとQTE(Quick Time Event)があるのに驚いてしまった。今どきの評判が良いゲームでQTE採用されているなんて…あ、デスストにもあったっけ?QTEという仕組み自体の評判が良かった事例なんて過去に無いとすら思ってしまうが、なんでこんなもん未だに残っているんだろうか。
ネタバレですが、抗議のデモ行進というイベントは現実世界でも我々人類の記憶にある。キング牧師の例のI Have a Dream演説を思い起こさせる。現状では、AIが感情や自我を持つに至ったのかという点については未だに議論が分かれるらしい。しかし、こちらからある種の条件、状況を与えてそれに応じたやり取りをさせる、ロールプレイみたいなもんは容易になっている。「あなたは人間のオーナーの指示に従って家事などをするアンドロイド」ですといえばそれで済んでしまう。その指示を受ける事なく、生まれながらに把握しているAI。…と、それを搭載したロボット。この先の未来には実現を目指すことになるだろう。じゃあその先に、AIが学習により抗議行動を起こすという未来もまた現実味はあると思う。