概要:公式サイトの手順通りにやって上手くいかなかったが、手動でlibフォルダの中に必要と思われるファイルをコピーしたら動作した。素人の作業なので、細かい状況は自分も把握できてません。
Ubuntuを24.04のLTSにアップデート。ついでにOBSもアップデート。すると、NDIプラグインが動かなくなったので、更新を試みましたがなかなか上手くいきませんでした。
公式セットアップ手順。プロジェクトの名前がDistroAVというものに変わっていました。
https://github.com/DistroAV/DistroAV/wiki/1.-Installation
まずはNDI Runtimeが必要ということで、https://github.com/DistroAV/DistroAV/blob/master/CI/libndi-get.shからシェルスクリプトをダウンロード。適当にhomeフォルダに移動して、bashでこのシェルを実行。
bash libndi-get.sh
いろいろ走りますが、おそらくここで本来必要なパスへのコピーに失敗している。気付くのに時間がかかった。次にNDIプラグインのパッケージをインストール。debファイルなのですが、GUIのダブルクリックで実行できず🤔この記事時点の最新版debファイルをこちらからダウンロード
https://github.com/DistroAV/DistroAV/releases/tag/4.14.1
homeフォルダあたりにコピーして、sudoで実行します。手順サイトのファイル名のところはダウンロードしてきたファイル名にします。
sudo dpkg -i obs-ndi-4.14.1-x86_64-linux-gnu.deb
ここまで完了して、OBSを起動したのですが、起動時にNDI Runtimeが見つからないとメッセージ。あれこれ試したのですが、解決せず、ふと発見した以下のサイトの情報が助けになりました。
公式手順にもある、https://downloads.ndi.tv/SDK/NDI_SDK_Linux/Install_NDI_SDK_v6_Linux.tar.gzをダウンロード。解凍。中にあるshを実行する。
bash Install_NDI_SDK_v6_Linux.sh
すると、bashを実行したフォルダに「NDI SDK for Linux」ができる。(本当か?このタイミングで生成されたか自信がない)その中の/lib/x86_64-linux-gnu/に移動すると、ファイルが三つ置いてあるので、/usr/local/lib/にコピーする。これは前述のリンク先で書いてあった手順。/lib/x86_64-linux-gnu/に移動してから以下のコマンドでコピーされる。
sudo cp libndi.so* /usr/local/lib/
この後OBSを起動したら、起動時のエラーメッセージが無くなり、ツールのドロップダウンメニューにNDI™Output Settingsが表示されるようになった。
実際にゲーム配信は試していないが、ゲーム配信PC側のOBSで取り込んだブラウザとかデスクトップ画像が配信Ubuntu側のOBSに流せることは確認できた。この記事を書いている画面が、ちゃんとリアルタイムで更新されている。😁
以上です。
以下、バージョン情報
Ubuntu 24.04 TLS
OBS studio 30.2.3(64bit)