100Gショック

OBS録画しているの忘れて放置、忘れたままウィンドウ閉じてもファイル自体は生成されてしまい、7時間で100Gのmp4ファイルが爆誕。むしろ100Gで済むのか…。— にくや(nickya) (@ex-noob.jp) Apr 21, 2024 at 3:10

↑blueskyが埋め込み対応したらしいのですが、どう見えているかな…?

うっかり生成した100Gの…大体100Gのファイルです。2560X1440で、FPSは60という贅沢な録画。battlebit remasteredのゲームプレイ録画なので、動きはそこそこ激しいです。録画していること自体を忘れていたので、途中のおトイレとかよそ見とかでほぼ動きなしの時間帯もあり。ありますが、上記に記載の通り、100Gで済むほうにおどろいた。

で。そんな事を書けるという事は、実際に録画したファイルを再生したわけですが、VLCでサクッと開けました。すごいね。動画編集ソフトでも読み込ませることは出来たけど、もっさり。流石にエンコードは試さず。

以上。そういう事がありました、というだけ。

「Jusant」クリアしました

ゲームを始めるとコントローラーでのプレイを推奨されて不安になるが、キーボード・マウスに慣れてるPCゲーマなら全く問題なくプレイ可能。

宮崎駿が好きそうな世界観。まだ人々が暮らした気配の残る廃墟をただただ登っていく…。ララ・クロフトとかいう墓荒らし遺跡探索ガールと似たような、ロッククライミング的なアクションで進んでいく。しがみつきからのジャンプは、トゥームレイダーと同じような方向制御の難しさがあって、ちょっと不満を覚える。しかし本作は落ちて死ぬことはなさそうだ。どこに進むかわからなくなった時には、勇気を振り絞って飛んでみることが救いになるかも。ただ、ロープが変な絡まり方することが1,2回あったのでその時はチェックポイントまで進捗が戻る覚悟。本作にはオートセーブしかないので、アクション苦手な人にはやり直しが発生するのがきついかもしれませんが、そのおかげでゲーム進行が詰んでしまう可能性もほぼ無いと思われる。

なんとなく進めてクリアしても、10時間前後で満足いく内容だと思います。一回クリアするとチャプターごとのリプレイできるので、コレクションこだわる人はそちらから。ほぼ一本道だった印象だが意外と未回収のチェックポイントがあり、一方で6%ほどのユーザーしか集めてない実績が初回プレイで解除された。

最後に詰まったところのヒントをネタバレで残して〆←このネタバレ部分はsteam上のレビューで見れます。


以上、steamに書いたレビューでした。ままあおすすめ。

打ち捨てられた場所にプレイヤーキャラが訪れる、というのはゲーム物語の良くあるパターンだと思います。実際のプレイヤーもゲーム世界には無知なので、痕跡から何かヒントを拾っていく…みたいな進め方。特に操作キャラ一人で進む場合。本作もそんな典型だなあと。まったり型の作品なんでその辺も楽しんでいきましょう。

こちらの動画は雰囲気の味見程度に。

「Attentat 1942」をクリアしました

ひと昔前、西暦2000年ぐらいの現実世界が舞台のアドベンチャーゲーム。選択肢をクリックしたりして進めていくタイプ。祖父が語りたがらないWW2の物語を、当時の惨禍を生存した人物にインタビューして追跡していく。ゲーム内の祖父にまつわる物語自体は架空。インタビュー映像の登場人物も俳優さんらしい。

チェコ語(??)音声で日本語字幕なし。英語字幕選択可能。ゲーム内に多量にテキストが出てくるが、英語表示。セリフの途中でもESCキーで字幕を出したままゲームの一時停止できるので、字幕の知らない英単語を調べることは可能。進めるにつれてゲーム内のencyclopediaも充実していくが、全部目を通すのは結構大変。セーブポイントからやり直しみたいな機能もないので、選択肢適当にポチポチしてみるか、というプレイもお勧めできない。ゲーム内報酬を消費して、回数限定ながらインタビューのリトライが可能。

“本物”の写真や映像をふんだんに取り入れたゲーム内容は、実に身が引き締まる思いがする。普通の人ならば、ゲーム中に登場する「holocaust」「Auschwitz」という単語から何も連想しない事は難しい。しかしその一方で連想される事柄は、その規模の大きさゆえか俯瞰的な視点で見たものになりがちだと思う。実際には、数百万と言われる犠牲者、その家族一人一人に、本作のような苦悩と悲しみがあった筈。それはもちろん日本だって同じ。

80年経過した。戦争の記録自体は永遠に残るかもしれない。しかし人々の物語を掘り起こして感傷に浸り、そこにリアリティを覚えるのはどこかに期限があるんじゃないかと思われます。もしかしたら今日この時代が、近すぎず遠すぎず、良い頃合いだったりしないでしょうか。憎悪の波が穏やかになり、人々はまだその水面を思い出せる。

なお本作は、作中に当時の政党を連想させるシンボルが度々登場するので、ドイツで発売されておりません😥
https://en.wikipedia.org/wiki/Attentat_1942#Release

以上、steamの自分のレビューのコピペ。

自分の世代は、WW2の体験談を当事者から直接聞くことがたまにありました。祖父母の世代。若き兵卒として戦線に送り出され、そのまま帰ってこなかった。うちの祖父母はどうにか生き延びて、自分に繋がる。祖父は軍隊にいた筈だが、詳しくはしらない。こんなことが世界中で起こっていた。

自分の国の歴史として、日本のWW2の物語はいくつか知ってる。原子爆弾、東京大空襲、硫黄島。映像、映画、なんたらかんたら。自分の世代だったら例えば「holocaust」「Auschwitz」という言葉を「聞いたことない」なんて言えば白い目で見られる。個人の思想や信条はともかく、こういう物語に触れてなにか考えを巡らせた事がないなんてことは、どこか常識がないと思ってしまうんだな。例えば「ごみを分別する」「トイレでうんこする」レベルの常識のように思えてくる。

本作が踏み絵足り得るなんてことはないだろう。でも、本作が持つメッセージはまさにそれだと思う。同じ感情を持った輩へ向けて伝えたいことがあるんじゃないか。このゲームを遊んだ印象は、素直に言ったらそんなところ。