20年て。すっご。発売されてきたゲームと共にこの20年を振り返るコンテンツがsteamで公開中。ゲームは兎に角、ついでに書いてある流行ったミームみたいな情報でも、知らない事ばかりで面白い。知ってることも、そんなに経ったのかと愕然とする。アナと雪の女王が2013年、アイスバケツチャレンジのブームが2014年。こんまりが世界に広まったのが2019年、なんて話題も出ている。…?流石に日本向けにローカライズされたトピックだよな…?と思ったら言語設定を英語にしても同じこと書いてあった。ええ…。こんまりって、本当に海外で認知度あるのか。マジかよ。
思わぬところで一番の驚きを得ましたが…。
今後どうなっていくでしょうね。オンラインでゲームを買うことが当たり前になって、無料プレイのものや、そもそも安価なものもあって、ゲームを100個持っているなんて珍しいものでもなくなりました。例えばスマホのアプリだって世にいくつあるのか考えてみれば、ゲームの100個ぐらいどうってこともない…いや流石に言いすぎか。とにかく、どのゲームでも買える上に選択肢が豊富な決済手段があるし、持っているゲームの管理・整頓が一緒にできるというだけでもsteamは有用なのです。
ゲームを作る・売る側の立場はどうでしょか。「steamで売ってるよ!」と言えることで、ユーザーはすぐにゲームを発見して、買って遊ぶことが出来るようになります。宣伝効果もあるよねきっと。ただ、売り上げのいくらかをsteamに納めることになると。その額面、ググったら30%だった。これは…結構高いと思う。でも、steamで出来ることを自前でやるとそらもっと高いですからね。
もし、自分たちでやっても相対的にコストが安くなってきたら、その時はどうだろうか。商品のプロモーション、決済とユーザーアカウントの管理、返金とかのサポート、公式なステートメントの配信、おまけコンテンツとか追加したりなんやかや。開発者が独自に全てやるような時代が来るかな?現状ではそういったことが出来るのは、規模の大きいところだけだ。battlefieldのdice、codシリーズのActivisionなど。考えてみれば、任天堂も自前でやっているパターンだな。少人数、なんなら一人で開発しているような開発者たちにはまだハードル高いかな。web技術を極めているような人だとしても、副業でゲーム制作をしているようなパターンだとそのタスクを抱えきれないと思う。
ま、steam使うことで具体的にどれだけ楽になるか、みたいな情報は知らないので想像でしかないんですが。
一方で、steamユーザー視点では、わざわざsteam以外に乗り換える理由が無い。勿論、steamの利用を停止する必要があるわけではなくて、他のサービスもアカウント用意してゲーム遊べば良いだけの話ではあります。しかし、クレジットカードの決済情報とかを、むやみにいろんなところで使いたくないと考える人のほうが多数派でしょうし、パスワードやらのログイン情報管理も手間が増える。ユーザーアカウント名が既に使われていた!そろえることができない!なんてこともあるな。
だからよっぽど規模の大きい”アクシデント”が無ければみんなこのままsteam使うんじゃねえのか。10年後にもきっと使ってそう。