単なる思い出話。以下出てくるドラクエは2-4。ファイナルファンタジーは3-6ぐらいの作品ということで。
ファミコンのドラゴンクエストでいわゆるRPGというものの面白さを知って、そのあと初代のファイナルファンタジーでさらにその面白さにのめりこんだ。10歳ぐらいかな?その(当時の)ファイナルファンタジーシリーズの好きな所は、エキゾチックな天野喜孝のイラストにもアニメーションする戦闘にも乗り物移動にもオープニングの演出にもあった。すっかりFF派のままで子供時代のゲーマー生活は終わったんだけど、「せんとうふのう」というステータスはすごく良いアイデアと思う。
ファイナルファンタジーがオリジナルかどうかは知らないけど、この「せんとうふのう」システムはドラクエの死ぬけど簡単に生き返る設定よりは納得がいった。そりゃあツッコミどころも多いよ?特にシリーズが進んでくると、画面全体に隕石とか降り注いでるのに「せんとうふのう」でそこいらに寝っ転がっているのが無事なはずがあるか、とか。ただ、この仕組みによって、本当に死んでしまってお別れというゲーム内のイベントとかが素直に受け入れられたと思う。ドラクエだと死ぬけど生き返るんだから決死の〇〇もなにもあるかーい。って…なりませんか。ましてやメガンテなんて呪文もあったのにねえ。
グーグル先生に聞いたところ、「せんとうふのう」が取り入れられたのはFF4からだって。えー?FF3あたりでもそうだと思っていたのは記憶違いでありました。その後もロマンシングサガシリーズのLPとか皇位継承とか、上手く考えるもんだねえって思いました。スーパーファミコンが手に入ることにはもうすっかりスクウェア派だったんですよね。
その後時代は進み、世にチャット系のソフトなどがはやり始めると、疲れ果てた大人のステータスはみな「せんとうふのう」だったと言います。自分もそうしてました。「ケアルガ」とかチャットが飛んできて、「回復しねえ(爆)」みたいな返事したもんですねー。