Metro 2033:地下鉄暮らし始めました

開幕B旗!そっちのメトロではなく。エントリの最後のほうネタバレです。

Metro 2033は同名の小説を原作にした、いうなればバイオハザード系のFPSゲームです。変なクリーチャーと戦います。そのゲーム世界観はポストアポカリプス系。通称ポカリ系。嘘です今考えました。ほら四月朔日なんで。

核戦争により地上には住むことが困難になり、都市の地下鉄網に押し込められた人類という世界観。具体的にはモスクワ。これがなんか施設に籠ったとか、壁で周囲を囲ったとかよりもだいぶリアリティがあって良いですね。都市部にお住いの方ならなおのこと。グラフィックの雰囲気もその感じが出ていてとても良い感じ。ゲーム中のアイテムなんかも、なんかこう、荒廃したロシア感が色濃い。

難易度は…普通?行動を共にするNPCの説明セリフがあまり具体的でなかったりして、どうすれば良いのか迷ってるうちに死んだりします。流石に全編そうってわけではないです。字幕もNPCのセリフに合わせて消えてしまうので、読み落とすとある程度は死に覚え的な感じに。死んだ後に再開する、いわゆるチェックポイントはほど良いタイミングでやってくるので、総じて全体的な難易度は並みといったところ。

何か特定のアイテムを見つけるまで延々うろうろする羽目になる、とかあまりないので、進行も結構サクサクです。終盤はちょっと戦闘がキツイところありますが。弾薬の補給ポイントがそう多くはないけど、弾丸使い果たすほどの戦闘も多くはない…。逆に言うと使い果たすとだいぶしんどいことに。タイミングによってはクリアできないんじゃないでしょうか。そこが面白いところだろうというのは、ま、このテのゲームなら当然なんですが。

しかしこのゲームはお勧めできない。自分の環境だと、いわゆるアクションボタンとかインターラクトボタンとか押すイベントで、FPS値が極端に落ちる。20ぐらい。カクカクというよりも、操作が反映されるのにラグが発生する感じ。一時的な操作不能に。街でのお買い物時には一桁にまで落ちる。これが戦闘中にも起きる。具体的には、拾える物資が落ちている近辺を通ると、操作不能になり、その間も敵が一方的に殴ってくる。物資を拾うにも数秒かかる。もし物資が散在しているようなエリアだと、拾いきるまでその近辺ずっとまともに操作できない。

この欠点さえなければお勧めできる質の良さなんだけどなー…。実に惜しい。PCのソフトウェアはどうやってもこれがありますからね、もちろん解決策はある筈なんですが、個々の事情を鑑みてそれを取り入れるだけの価値があるかはまた別の話。

一応クリアはしたので、以下コツなどならべてレビュー終了です。ネタバレですよ。

  • クリーチャー相手にはショットガン。向こうから近寄ってくる。人間相手はスコープ付きのAKか空気圧縮銃でこそこそ隠れてヘッドショット。
  • 破片グレネードくっそ強力。インベントリ開いて、マウス下入力で選択。
  • ライターで蜘蛛の巣焼ける。それ知らないと進めない箇所が一か所あったような。
  • ただの回想イベントだと思っていると、必死で走って逃げる必要があったり、気が抜けない。
  • 金庫開けるのに赤い鍵。大抵は発見が難しい場所に転がってる。金庫の中は苦労に見合うだけのお金が入ってることが多い。
  • AKなどはお金に使える弾薬も敵を撃つ弾薬として使える。リロードボタン長押しで切り替え。間違ってお金弾薬のほうを先に使い切らないようにしましょ。
  • 空気銃はリロードボタン長押しで空気送りモードに。発射ボタン連打で空気込める。
  • ガスマスク要らないエリアでつけっぱなしは無駄になるのかならないのか不明。なるならば不要なエリアでは絶対につけっぱはダメ。外で行動できる時間足りなくなると悲惨。
  • 弾薬が同じ武器を持っても足りなくなるので、三種類とも違う弾薬の武器にしましょ。

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