METRO EXODUS をクリア

過去に同じシリーズの「METRO 2033 Redux」をプレイしたことがあります。そのシリーズもの。一時期はやった、ポストアポカリプス物で、核戦争で壊滅した都市にかろうじて人類が生き延びる地下鉄網が舞台。しかし本作はそのタイトルにあるように…

取り合えずノーマルにプレイしてクリア。シンプルに楽しめたのでお勧め。ゲーム内の風景もストーリーも美しい。フォトモードなんてのもあって、旅行気分で楽しい。

ゲーム難度は存外高いかもしれない。プレイヤーアイテムが豊富ではなく、無駄遣いできないのが厳しい。単純な操作ミスが続くだけでもアイテム浪費につながってしまう…。わりとシビアに慎重にやっていく必要があります。通り道の物資漁りはきっちり漏らさずに行うような気合いが必要。一方、FPS的な意味ではそこまで難しくないと思われますが、建物内部をマップなしで攻略する場面もあるので迷いやすい人はお気をつけて。どこもかしこも薄暗くて散らかってやがる。сука!!

オブジェクトが散らかっているせいもあるんでしょうけど、物質に挟まって行動不能系のグリッチがたまに起こります。こまめなクイックセーブ推奨。また、物資の補給のため、小部屋の奥とか結構探し回る行動を要求されたのに、クリアしてみたらコレクション系のゲーム内実績は全然足りてなかった。探し物の実績コンプは大変そう。

ロシアって本当に広いんだなって実感。たまたま現実世界でロシアが戦争中ということもあって「核戦争後の世界」というものを考えてしまう。ゲーム内と同じように、何らかの理由で生存に値する場所ができて、限られた人間がそこで生き残るんだろうなと思う。巨大な地下鉄網って結構現実にシェルターの使われ方すると思うけど、東京じゃ人が多すぎるし地下鉄網なんて古い構造ばかりだ。戦争はともかく、地震は実際に起こるからなあ…どうなることか。

BF2042再開したもののやっぱりアンインストール

未練がましく再インストールして、ちょうどシーズン2が終わりそうなので武器をアンロック。そのままシーズン3を迎えましたが、レールガン(笑)と投げナイフ手に入れたあたりで結局さようなら。自分の考えをまとめるためにも書いとこ。同じこと何回か書いている気もしますけど…。

悪くはないのだけど

battlefieldシリーズは古参というわけでもなくて、4と1しかまともに遊んでません。それと比べてゲーム自体そんな悪くはないという印象。遊び始めれば、やっぱりbattlefieldだなあという感想。ドローンにC5はやり過ぎだったんではと思わなくもないですが、やっぱりbattlefieldだなあと。2042では、AI相手に一通り装備のアンロックをこなしたら、あとはほぼ戦車に乗らなかったので被害側になる事はなくもはや他人事でしたが…。

すでに諦めた人が多くて、プレイヤーが少ないのが悪循環を起こして致命的かと思います。Portalは良い試みだと思うのですが、現状でサーバブラウザに遊びたいと思える部屋が少ない。ほぼ一撃死するハードコア設定のサーバが多数。これそんな人気あるの?また、日本近傍と思われるPINGの低いサーバも少ない。自動マッチングのほうはいつでも遊べますけど、せっかく選択肢が広く用意されているのだから、選びたいじゃないですか。

最初期の不満が残ったまま

ミニマップの見難さ。この角に居るっぽいぞ、と覗き込むと、10mぐらい外側の別の物陰にいる、ということ多数。表示の拡大率設定変えてもいまいち。ミニマップ無効のサーバ経由すると設定戻ったりしてない?ミニマップ自体のサイズがもうちょっと大きくなって欲しかった。

キル確定アシストない。シンプル不満。

死体のロードアウト拾えない(厳密に言えば先週再インストールしてからは試していないです)いわゆるスカベンジャーができない。シンプル不満。

分隊選べないってなんだよ。シンプル不満。

分隊湧きのカメラがない…ってこれはBF1にも無かった。

犬の役立たないことったら。最初期からは弱体化されているらしい。尚の事いらないじゃないか…。

良いのか悪いのかわからないけど印象的

ドローンにC5。やり過ぎだったんではと思わなくもないですが、やっぱりbattlefieldだなあと。2042では、AI相手に一通り装備のアンロックをこなしたら、あとはほぼ戦車に乗らなかったので被害側になる事はなくもはや他人事でした。ドローンがサンダンスのグレネードで落ちるようになったっぽい?

ADSでフルオート武器撃ちながらぴょんぴょんジャンプ。なんで急に出来るようになったんだ。

サンダンスとマケイのアスレチック部隊が手強い。カバーの上から撃ちおろしてくるとか、カバーどころか前線を悠々と超えてくるのが驚異的。マケイのADS移動速度が速いのはこの記事書くまで知らなかった。

ビル屋上に戦車は面白味があって良いと思う。MAVだと屋上にワラワラ湧いてきて大変よ~。屋上に傾斜があると地上に撃ちおろせるのはズルいと思うけど、ま、まあbattlefieldだし。

竜巻意味あった?こういうアクシデント要素は好むタイプのプレイヤーですが、竜巻が来るからといって、それを踏まえて何か有効な行動パターンあったりするかな?あえて飲まれて遠くへ移動?

今後遊ぶか

おそらく無い。次回作にご期待しましょう。

「Sniper Elite 4」をクリア

難易度デフォルトでクリアしたところでレビュー。WW2が舞台のステルスゲーム。

クリア後に一応ハードコアな高難易度モードも触ってみましたが、ただただスナイプが当たらないので面白味がなく…。振り返って考えてみると、デフォルトの難易度はゲームを楽しむのに良く調整されてるんではないかと思いました。隣に立っているのがヘッショで脳みそぶちまけても気づかない間抜けさと、一瞬でこちらの場所を特定してワラワラ寄ってくる練度の高さを両立させています。

石を投げて敵をおびき寄せたり、地雷を設置したりと、類似のゲームでやるようなことは全部やります。ただ、WW2の軍人ということでジップライン張ったりテレポートしたりはしません。プレイヤーキャラはチート付与スナイパーなので、狙撃自体は簡単です。うっかり騒動を巻き起こしてしまう展開もありますが、そういう忙しい場面以外は難易度は大したことない。弾丸や爆薬を無駄にしないようにしていけば、詰まる事もないんじゃないかなー?

こういうゲームは、仕掛けるタイミングを慎重に見極めるようなプレイが醍醐味だと思います。とりわけ軍隊が舞台なのでシビアな雰囲気あります。コソコソと見つからないように行動しながら情報を集めて…「今ならいける!」って仕掛けるスリル。ただ、各ステージとも結構長く、敵キャラの振り向き待ちとかなんたらで、似たような場面が続きがち。ゲームに慣れたころには飽きちゃうかも。頭蓋骨吹っ飛ぶのだって見慣れれば退屈。銃の種類もいくつかあるけどどれもこれも特に変わり映えもなく、初期武器をアップグレード開放でパワーアップさせるだけで困る事なし。緊張感が失われてふっと興ざめしそうなのは、残念。

それでも、とっつきやすいこともあり、十分楽しめるのでお勧めの作品です。セール時の割引価格ならなおよし。ただ、フルプライスの価値はあるかな?steamでチェックしたら割引なしで6000円でした。お財布と相談ですかねー。

Steamで「もじぴったん」が遊べる

いつか遊べるようにならんかなあとは思っていたけど、しれっと実現していました。お値段3300円というのはちょっと強気にも思えますが、内容は十分。ゲーセンに置いてあったのを遊んだことがあるけど、20年前どころじゃない。(ググったら20年だった…)そしてネット対戦が出来るってんだからマジ令和。(対戦は回線が安定してないというレビューも散見されますが)令和なんだから日本語を学習中の海外勢とかにもトライして頂きたいものだ。

ゲーム内容についてはそんな語る事もなく。初プレイは動画撮ったんでご覧あれ。無編集ただの録画。

なおwikipediaによると、「ゲームデザインを担当した後藤裕之は、1995年に円周率を42,195桁まで暗記して、当時の世界記録保持者となった人物である。」ですって。

DOOM(2016):チョコレート地獄

デフォルトの難易度「手加減無用」でキャンペーンをクリアしたところでレビュー。
過去作は未経験。おおよそ他の方がレビューで書いている通りの印象で、面白い。おすすめできます。

本作はいわゆる近未来の軍備でモンスターを吹っ飛ばしていくところが楽しい点だと思う。それでゲームの舞台が地獄とか言い出すもんだから「何言ってんだこいつら?」ってなりますね。ストーリーがどうこうって内容じゃあありませんでしたけど。しっかりマップ探索をして、パワーアップ要素を集めていけば、FPS慣れしている人ならそんな難しくない。戦闘で死ぬよりも、行き当たりばったりのルート開拓でマップ外に落下死のほうが多かったかもしれない。

グロイといっても、フレッシュな色合いでの表現が控えめなためか、恐怖を覚えたり、不快に思ったりはなかった。チョコレートココアぶちまけた程度。わざわざこのゲームをやろうって人がこの程度で気分を害することはないと思う…。でも遠慮なくぶちまけられていることは、確かだ。

クリアしたミッションのやり直しが出来るので、アイテム探索とかスキル解除の条件を比較的簡単に満たすことが出来る。つまり敵が強くて詰まった時なんかに、現在の進捗を保ったまま、序盤のミッションに戻ってパワーアップしたりできる。ただ、そんな風にちゃんと鍛えながら進んだら、後半はかなり飽きてしまった。実用的なパワーアップが完成してしまうので、丹念に探索する気にもならない。新しいことが出来たりもしないし、敵の種類もたいして変わり映えがないしどうせチェックポイントでしか襲ってこねえし。どうにもやる気のないままクリアするのはちょっと寂しかった。

ユーザーの作成したマップで遊べるモードが充実しているけど、2,3マップあそんでみた程度。実際は本編より奥が深そう?テトリスとか出来たんだけど、なんなんだ。マルチプレイができるモードもあったけど、そちらは一切触れず。

この手のゲームは、クリア後にspeedrun動画を見て発見できなかったアイテムを確認するのも、楽しい。今回参照したのはこちらの動画。全面的にネタバレなんでこれからプレイする人はみちゃダメよん。ゲーム開始直後のエリアでマップを見ると、足元はるか彼方に何か見えるんだけど、あれが何だったのかがわからない。(すでにアンインストールしてしまったので画像貼ることもできません…)

総じて楽しめるのでお勧めです。セールで1000円以下になったりもするので、それを待つのが良いかと思います。

fallout4:犬はしょせん犬

これをやったらクリアというのが無いみたいなので、ストーリー上の大きなポイントを過ぎたと思われるのでクリアした体で振り返り。ちなみに、falloutの過去作は一切プレイしてないが、スカイリムはプレイしました。

「自由度の高い」という褒められ方をするゲームは一般には地雷だと思う。同じような表現に「完成度の高い」がある。具体的に何なのー?って聞かれて回答に困るやつ。リアルライフの自由にも社会の中での縛りがあるのと同じく、ゲーム世界の中にも縛りはある。主にコンピューターの技術的な問題で越えられない壁があるとか…。技術的な問題は個々のゲーム内容にかかわらず発生し得るけど、fallout4は「奔放さ」と「混沌さ」いう自由をなかなかうまく体現したんじゃないかと思う。

それが物語の始めりにマッチしているというか。

ある日突然に核爆弾がさく裂して、( ゚д゚)ポカーンとしている間にいろいろ起こって荒野に放り出される。導入部からどうしろってんだ状態。「何か目的を見つけなくては!」というタイプと、「ほな好き勝手やりましょか」というタイプ、どちらのタイプのプレイーヤーのモチベーションにもマッチすると思う。実際のところは「とりあえず移動しようか」になると思う。これも現実味があって良いと思った。ここだけ切り取ったらマリオを右に動かすというのと大差ないけどさw

このテのゲームに慣れた人でも、冒頭から非道の限りを尽くすという世紀末自由を謳歌することは、あまりしないもんだと思う。ゲーム自体は楽しみたいから、そらそうなる。(ゲーム内のレベルアップ要素が遅れるようになっている事が多い気がしませんか?殺したNPCからは依頼を受けることもできない、とか、消耗品の入手が困難になるとか。)誰かに寄り添って、手助けして、それでも気に入らないから裏切ったり盗んだりして。これもまた選択の幅の自由さだよね。これでうまくやればプレイヤーの意図が破綻せずにある程度好き勝手にふるまえるようになっている、というのが良く調整されたゲームなんでしょう。完成度が高い。では、全て動くものに銃弾をぶち込むようなプレイをやったらどうなるのか、というのは試した人がいっぱいいるだろうから、そちらの情報見てみようかな…。

スカイリムと同じ骨組みと言い切っても良いと思うけど、それゆえかスカイリムと同じ不満点を持つに至った。UIがイマイチで、クエストの情報アップデートとか、進捗が画面にちらっとしか出てくれない。マップを開きなおして確認もできるけど、分かりやすくなってほしかった。アイテムのカテゴリ「MISC」にクエスト用品とかいろいろぶち込まれ過ぎて、これは今後必要なんだっけ?というのがまるで分らない。例えばホロテープ整頓どうすんの?名前でソートなのに名付け方もテキトーで探すの面倒。検索も無いし。自分で整頓用の箱でもいくつも作って整理すればいい、というのは御尤も。自由度が高い。JUNK以外も各地の拠点で共有したかったな。

この、アイテムの整理が面倒というのが不満点その1。その2。会話がだるい。字幕スキップ用のキー割り当てが欲しいんだが無いみたいで、マウスの左クリックを連打するんだけど、当然のように銃が暴発する。英語音声英語字幕でやったので内容をちゃんと把握しながら読むのは難しかった(これは自分のせい)時折、通り過ぎるだけで無理やり会話に引き込んでくることもあるし。どうでも良い会話も「後で」とか「興味ない」とか選択しないと抜けれないのも面倒だ。こういうゲームやるとき毎回この不満言ってないか俺。

その3。お供が邪魔。通路を塞いでドアを勝手に開けて罠に引っかかって下のフロアに落ちる。撃ち合いになればまあまあ手助けにはなるし、弾除けとしては秀逸。強力な装備を渡してあげればそれなりの戦力なんだけど、そこまでのお膳立てがめんどう。アイテムを渡すのは自分の持ち物の重量オーバーしたときにはとても便利だが、いちいち会話から選ぶ必要があるというのは酷くない?肝心の時に近くに居なかったりするし、段差に引っかかってたりするし、しかも話しかける距離?によっては移動先を指示するUIになったりして、ストレス高まる。ゲームタイトルのイラストに描かれている犬も程度はいっしょ。何かを探すとかそんな命令できるが、しょせん犬。ワンって吠えて終わりの様子。文句言うならプレイヤーキャラクター一人で遊べばいいんですけどね。いや~自由度高いなー。

MODはいつものように手を出さず。拠点の建築が便利になったりと、いろいろあるみたいですけどね。

総じて、楽しく遊んだのだけど、所々の粗さが目立ちました。次は何にしよかな。baba is youあたり遊んでみよう。

Witch It:子供心でかくれんぼ

とても単純。隠れるチームと探すチームに分かれて、時間内に全員見つかったら探すチームの勝ち。隠れるチームは魔女で、探すチームはハンター。…というかごっついシェフ。ジャガイモ投げて魔女を狩る。なんだよこれww

スプラトゥーン的なほのぼのビジュアル…をちょっとドット絵に寄せた感じ。ゲームの内容的にオブジェクトがごちゃごちゃするんだけど、見難くないのが良い。

魔女になっても変身して隠れるだけなんだけど、見つかるとほぼ即死なので、一人ぼっちで隠れているスリルもあって楽しい。ハンターチームになった時もまた、徹底的に捜索しているのになんでか見つからないもどかしさが楽しい。各ラウンドの時間も短くて、サクサクと終わってサクサクと次が始まるのも凄く良い。

いくつかゲームモードがあるんだけど、ごちゃごちゃルールをいじるよりシンプルなやつを充実させる方向性になってほしい。単純なかくれんぼと、魔女が狩られたらハンターになってリスポーンするモードのサーバーが人気っぽい。ハンター側がきっちりチームプレイできると流石に魔女側に手立てがないのがどうにも…。鶏対策なにかないもんかな。

ぼちぼち面白いんだけど、残念ながら過疎気味。日本時間の夜には数十名ほど集まりますが、それ以外の時間は低ping鯖は厳しい。もうちょっと賑わっていればお勧めできるけどね。1500円が高いかどうか…人によるかな

WORLD WAR 3数ラウンド遊んでみて感想とかメモとか

Early Accessなんで、と何につけても言い訳がましく前置きが付いてしまう。つまりは圧倒的に良い出来とはとても言い難い。3300円(28$)というお値段は、個人的にはEarly Accessにしては強気の価格だと思う。これが高いか安いかは買った人のお財布次第だし、まあそこはどうでも…。

数回プレイしてみて、特徴的だった点などを並べてみる。まずはシステム周り、環境面などから。

  • まだマップが少ないのはしょうがないか
  • カスタマイズした内容が時々部分的にリセットされる?設定やキーの割り当てなどは保存されているが安心していいのか?
  • メインとサブではなく、好きな銃器二種類持てますという仕様。ガジェット系は今のところ一種類だけ持てる
  • 車両は一応用意しましたって感じ。ドローンがあるのが世界観的にはマッチしてる
  • メモリ消費が凄まじい。タスクマネージャー上で9G近く消費しているのを確認。これを買うようなゲーマーで8Gって人も少ないと思うのでまあ…うーん…。でもやっぱりないわー。
  • ボイスチャットのゲーム内実装なし
  • 細かにカスタマイズできる銃や装備には重量の概念がある。総重量軽いと走るのが少し速い。

実際のゲームプレイについてはこんな感じ。

  • 銃声など効果音のバリエーションもうちょっと欲しいかも
  • 取り合えず建物並べました、みたいなマップはもうちょっとどうにかならなかったのか。あまり現代っぽさもない
  • 左右移動キーのダブルタップをうつ伏せの時に行うと、仰向けに反転して背後を向けるのは面白い。
  • しゃがみ走りがあるのも面白い。PUBGにもあって感心したけど、今は普通にあるものなの?
  • フリールックが可能。前方を中心に左右90度ぐらいか?
  • 余計な音楽が多い。始まっちゃえばこれは要らないと思う。
  • ミニマップは無しなの?表示設定には透過度の項目あったろするんだけど。
  • MARKという機能にボタンが割り振られている。BFで言うターゲットオブジェクトの指示。連打するとうざいかも。
  • ビジュアルは流石にもうちょっと頑張って欲しい
  • まだまだオブジェクトに挟まって動けないような場所が存在する
  • デフォルトでフレンドリーファイア(FF)が有効。

現時点でも十分に遊べるけど、さらなる楽しさを今後に期待したいところです。

logicool “G403 PRODIGY”をお買い上げましたので簡単にレビュー。

ゴリゴリの性能評価とかは他を当たってください。画像がないのもめんどいからですすみません。

正直、自分のようなnoobゲーマーには高級品なのですが、かなりの割引でうっかりお買い上げ。「ライティングが1680万色!」などとマウスの本質の機能に一切関係ないものが大々的に宣伝されているあたり、パッケージの時点では「すわ地雷だったか」とたじろぎます。

御開帳。中身はいたって地味な黒一色マウス。重さ調節できるおもりが入っているのですが、10Gしかないようです。そんなの意味あるんでしょうか。形はベーシックなもので、ゲーム以外の用途にも違和感ないです。USB有線接続ですが、USBケーブルが普通のものと違う質感です。これにより標準のマウスに比べて8倍高速らしいですが、マウス←→PC間て接続距離1mでも長い方なのに高速化意味あるのか。ちょっと素人には疑問に思うレベルまで作りこむからこその高品質なんでしょう。わかんないですけどもw低品質よりは良いに違いないとポジティブに考えましょう。また、長さも2mあるのでPC本体と手元が遠い人でも安心です。

繋いでみます。ロゴが光りますがこれは一人で見ててもなんか恥ずかしくねーかおい…。ケースが光るのはその光り方で異常を検知出来たりするのでまだわかるのですが、これは一体…。とりあえず右手に収めてみますと、実に快適です。自分は指先を置いて、そこから手のひらまでは指の腹のほうが浮く持ち方なんですが、試しにベタっとくっつけてみても違和感ありません。試しにゲームを始めてみると何時の間にか普段の持ち方にもどるんですが、まーどちらでも問題なさそう。

ただ、フィット感の話になりますと、個人の手のサイズとかいろいろあってあまり他人のレビューはあてにならないもんです。ご参考までに。

自分は右手親指の場所にボタンが押しやすいかどうかが、マウス選択時の重要な基準になります。このG403 PRODIGYは親指の指先の腹が二つあるボタンの真ん中にきましたが、特に意識しないで力を入れると、マウスの先に近い方のボタンを押すことになりました。これは特にゲーム内の展開とか気を遣わずに押せばいいだけの機能に割り当てます。例えば銃で撃つ系のゲームならリロードです。探検系なら地図を見るとか。

ボタンに対するプログラミングが可能なのですが、これは自分はおそらく使わないと思うので気にしてないです。やたらいろんな種類のボタンを、プレイ中に素早く押す必要があるゲームに向いてるものだと思うんですけどね。例えば、リアルタイムのストラテジー系で対戦するゲームとか、MMORPGのガチ勢の方とかに向いてるんでしょうか。

「ゲーム以外の用途でもOK」というのもかなり重視するのですが、実際のところ、ネタみたいな極端な品物以外なら大体何でもOKです。G403 PRODIGYも、なぜか光る以外は質実剛健という感じで、通常用途にも全く問題ないでしょう。それにしてはお値段が高すぎるかな。どーせ定価では売らないでしょうけども。

よって、お財布に相談した結果によっては選択肢として十分にありです。地味なので、ワンチャンビジネスシーンでもいけます。2mのUSBケーブルがそういう場面でも生きるかもしれない。ペカペカ光ってればなんすかそれ、なんて会話が広がるきっかけになるかもしれない。ゲーミングデバイスもゲームだけ考える時代じゃないんすよ!(暴論)

数時間ゲームしてみて気付いたのだけど、このマウスの材質が油汚れが目立つタイプのものっぽい。買った直後は滑らかな質感でスウェードみたいだとか思ったんだけど、あるいはすぐにテカテカになってしまうのではないかと心配。

The Witcher 3: Wild Hunt:眠いムービー系RPG

年末だ年始だ、ということでがっつりと遊んでおりました。ゲームの進行としては、マップの一番南の方にある国に訪れたところで、もう終盤です。このゲームについて一言で言うと、お約束のファンタジー世界のRPG。剣と魔法とモンスター。skyrimやったことあればほぼあのゲームなので、チュートリアルも斜め読みでOKとかそういう感じ。セールでついてきたので二つのDLCも追加されています。

一言で言うと凡庸な面白さ。王道ともいえるし、退屈ともいえるし。

そもそも、ただただ敵を狩っていくような方向性のゲームではなく、どっちかというとストーリー重視。しっかりとRoleをPlayingするわけです。だから、主人公の名前も顔も決定されている。(続編だからという理由もあるかもしんねーけどさ)そういう趣向のためでしょうか、いちいちムービーシーンでストーリの進行が説明されます。何気ない会話も、キャラクターが演技するわけですね。カメラアングルもちゃんと切り替わったりして、映画っぽい雰囲気を意識しているんでしょう。

人物の表情などもリアル。ファンタジー世界であるからには、人間以外の登場人物の皆さんも出てきます。ドワーフ、エルフ、ワーウルフその他なんだかんだ。皆さん映像がリアルで迫力があり、中にはちょっと引いてしまうぐらいのものもある。戦闘中にも首が飛んだり転がったりします。特にボッチリング関連のイベントは映像のリアルさで物凄く印象の強いものに…。なんと娼婦を買うとセックス始まるので見られて気まずい人は気を付けよう。人間が中指立てるアクションも隠す気もないし、制作陣の気合の入りようが伺える。

まあこんな風に、ムービーでストーリを盛り上げたり、なんなら展開の説明というのが多いのは昨今では当たり前なんでしょう。このゲームでもおなか一杯楽しめます。おなか一杯過ぎて苦しい…。キャラに表情があって、場面もきれいだし驚くような展開もあるんだけど、兎に角セリフが長すぎないですか。流石に飛ばし機能は用意されているのでなんならそのボタン連打で済みます。ダルくなったら飛ばしましょう。しかしですね、これだけならまだしも…お店の買い物までムービー見せられるってどういうことなの!?このストレスにより途中からムービー中のストーリー選択肢は全部1を押すとかそういう感じに。もちろんスキップボタンも連打。折角のストーリー読み飛ばしです。台無しww

さらに酷いことは続いてしまいます…ムービーシーンで展開される会話の中で選択肢が出てきます。これも良くあるやつですけどこの選択肢の中に会話を抜ける選択肢が含まれます。これが選択肢の数が毎回違うために、毎回違うキーを押さないといけない。間違って話しかけたから会話を抜けたい、なんて時にも毎回。例えばESCキー連打でOKとかではない。数字キーの中から会話を抜ける選択をを押さないといけない。これははっきりと欠陥だと思う。かなり快適感を損ねている。製作者は正気か。どう考えたってテスト段階でクレームがつくようなものと思うのだが。…あるいは何か解決するオプションゲーム中にあったりした?

ストーリー重視と言われるだけあって、いわゆるサイドクエストも豊富。たっぷりとゲーム楽しめることは間違いない。サイドクエストはしょーもないのからサスペンス調まであったりしますが、どうしても「お使い」が多くなります。これがくっそダルいのはこのテのゲームの伝統なのでまあしょうがない。

日常の戦闘ははっきりと単調。まあオープンワールド系のRPGだからねえ。狩りを重視してないゲームなので、レベル上げに勤しんでモンスター狩る必要はほぼ無いと思われますので、まあこんなもんかなと許せる。メインの武器も剣で固定だし。大きなイベントが絡むとそこそこ選択肢があったりアクシデントがあったりします。

アクションもまあこんなものじゃないかな、と思える普通の及第点と言うか。ただひとつ、水中と水際での操作はちょっと癖があって難しい。高い所から落ちると民家の二階ぐらいでも簡単に即死する。足元を気にしながら戦うような場面はほとんどないけど、広い世界をショートカットしようとすると時々死ぬような高さに遭遇する。そもそも、マップで地形の高低が詳しくは把握できないので、いけると思って進んでいくと降りるの困難な崖だったりする。

英語音声の日本語字幕で遊んでいるので、明らかに発音と日本語での表記が異なる点が多々あった。おそらくはジョークだと思うんだけど、ゲーム中でMOBが「This is スケルガ!」って言う場面があって、これは「This Is Sparta!」って有名な映画のシーンのパロディになっている筈だったんだろう。しかし日本語字幕ではその地名は「スケリッジ」などと表記されているため意味がわからん。地名が音声と日本語字幕で合ってないの結構な頻度で出てくるけど、まー進行に支障なし。他にも、都市部の酔っ払いに絡まれるシーンで、MOBキャラの「お前はウィッチャー、俺たちゃおっちゃんだ、なんてな」という酔っ払いダジャレがさく裂する。日本語字幕は上記の通りだけど、音声聞いてると、ブッチャーと言っているようだ。肉屋のbutcherと、主人公のWitcherのジョーク。洋物ゲームのこういうダジャレとかジョークが日本語字幕や音声でどう表現されているか、というのはこのテのゲームの楽しみの一つす。

ストーリー重視で、イライラするほどにムービーをぶっこんでくる演出は、一言で言えば「映画っぽい」ということなんだろうけど、そこが実は鼻についた。主人公とその取り巻きがエクストリームなシチュエーションでも凡庸にラブロマンス的なセリフに興じたり、嫉妬したり。口ぶりもなんかこう…どこかハリウッド映画とかドラマっぽくて興ざめ。勿論それがリアリティってもんだろうけど、ちょっと多すぎないか。見たことないシーンばかりで作れるわけがない、それは分かるけど、興味が損なわれ退屈になる。

そんなもの、子供の頃あそんだFF5でもFF6でも同じだった筈。それが今回こうもイラっと来るのはきっとこうだ。確かに製作者の意図通り、ストーリー重視になっていて、その意図通りにゲーム内容を受けて止めているからだ。そして、先に挙げた操作の不親切さとテンポの悪さ、オープンワールド系で他の選択肢が豊富という点が、ストーリーのイモい感じを後押ししている気がする。おかげでゲーム中に登場するカードゲームが楽しくなってしまった。そっちこそ面倒くせえと言われそうなもんだが。

凡庸。お財布次第ですが、定価で買う気にはならないかな。人によってはクソゲーと言いかねないかも。

最後に、彫像のペニスが盗まれたから取り戻してくれ!ってクエストの題名が、『石に刻まれた「金科玉条」』なんだけど、これはさすがに翻訳チーム狙っただろって思います。原文なんだろうか。

以上~。