Steam低評価ゲーを試す 「eFootball 2022」「 FlatOut 3」「Airport Simulator 2014」

タイトル通り、低評価率の高いゲームで冷やかしのつもりで遊んでみました。中には遊ぶに至らないケースもありますが…。評価が集まるという事は、それなりに期待があったことの裏返しだったりします。最初はそんなケースに該当すると思われるこちら~。

eFootball 2022

スポーツゲームなんてファミコン以降ほぼ遊んだ経験が無いですが、圧倒的不評に心惹かれてこちらをチョイス。ウィニングイレブンの後継なんですって。ウイイレだったら名前だけなら知ってる有名作なんですが、そんな出来が悪いんでしょうか。しかし、なんと無料で遊べます。

実際にプレイしようとすると、有無を言わさずチュートリアルが始まる。PCのキーボードでプレイしようとしたものの、どのキーが何なのかさっぱりわからず、CPUのチーム相手に勝負になりません。ネットでググって大体の配置を覚えて、ガチャガチャいじってチュートリアルを抜けることに成功。そこからオフェンス練習モードにたどり着いて…AIのキーパー相手にシュートを決めることが出来ました!ここまで30分。

過去作に慣れたプレイヤーならサクッと出来る事だし、そもそもコントローラーの操作が前提のゲームだと思います。だから過去作もやってない自分はそもそもこのゲームの”お客さん”ではありません。なおのこと、チュートリアルやっただけでは異常に低評価になる理由は見当たりませんでした。わざわざコントローラー買ったりしてやりこむ気力もなかったので、これ以上書くこともないのですが、20年ぐらい前のゲーセンにもこんなゲーム置いてなかった?元になるサッカーの競技自体がずーっと変わらないので、ゲームもそんな変わりようもないという点は理解できますが。

E-sportsにフォーカスするにしても、各プレイヤーの技術ってどこに出るんだろうか。操作キャラは常に(?)選手一人らしいので、良くわからないです。AIのプレイヤーの動きを感じてボール出したりするんだろうなあと思うけど…相手方もその条件は同じ?だから…うーん。ゲーム自体はそんな悪くないんじゃないかな、と無責任に結論としておきます。ホンマに冷やかしやないかい。すみません。

FlatOut 3

ハチャメチャ系のレースゲーム。いろんなゲームモードや車種もあって、そこそこ遊べるんじゃないかとおもうけど、これも凄く低評価が集まっています。キーボードでもそんな無理なく操作できるし、悪くないんじゃないか、というのが素直な感想になります。内容のある低評価のレビューの多くが、発売直後の十年近く前に集まっているので、最適化という表現があっているかわかりませんが、プログラム面で粗過ぎて動作が不安定だったのかもなあ、と想像します。この前作が評判良かったらしいというのも、ネガティブな方向に反動が動く要因だったかも。これも勝手な想像。レースゲームもファミコン以降ではSFCのマリオカートぐらいしかやったことがないもんなあ。お客さんじゃないのよ。

今となっては古いゲームなので、ゲームの立ち位置がないかなと思いました。レースガチ勢はグランツーリスモみたいなものやるだろうし、マリオカートがコンソールで健在です。車を走らせるゲームにしても、オープンワールド系のものとか、ドライブガチ勢?にもトラックシミュレータとかあって。

試しにやってみる、ぐらいはよいと思いますが、長く楽しめることもまた、なさそう。

Airport Simulator 2014

管制官とかパイロットの仕事をシミュレートするのかと思ったら、整備スタッフのシミュレータというある意味異色作。何をするかもわからないままゲームに投げ出され、操作も不明。マウスカーソルが画面に登場せず。ゲームの良し悪し以前のレベルでダメだこりゃ。以上。100円だったし。

本来はこういう風にプレイするんだろうなという動画がありますが、これでシミュレータと言えるの?という程度の内容。目的地に車動かすしかしてねえぞ、キッズ向けの教育ビデオかよ。

あ、本当にそうなのかも。単なる教材。ゲームとして開発するつもりがなかったとか。


以上、3本のゲームの感想でした。ここまで評価が低いと、声の大きい人の偏った意見という可能性も少ないんだなと思います。また、古いゲームなので評価を挽回しようもないですもんね。仮に次回作が歴史的傑作になったとしても、評価されるのはもちろん次回作のほうで、この作品から低評価がなくなることはありません。

何度もネタにしてしまいますが、BF2042がここに並ぶ可能性もあると思うとしんみりしてしまいます。発売から十か月近くたって、増えたマップ一個だけというのはなあ…。何かポジティブなニュース拾ったらまたインストールして遊びたいとは思ってるんですけどね。PKPがアサルトライフル並みになっていたの、まだそのまま?(´・ω・`)

TAKEDOWN:red sabre FPS界に颯爽と登場したクソゲー

クソゲーという言い回しも過去のものになった感があります。ゲーム自体が内容も配信方法もバラエティに富んで、価値観も変化に富んだといえばそれっぽいですけども…。実際どうなんでしょうね。

TAKEDOWN:red sabreはその難易度からクソゲーと呼ばれる類の作品です。単に難易度が高いなんていくらでもあるでしょうよ。何がそんなに評判悪いのか。実際にプレイしてみると、ギリ工夫の余地はあるというレベルですが、難易度の高さはガチで阿呆です。最近BF1やっているから視認できないところから一撃で死ぬ状況に耐性がついたのでしょうか、あまり驚かなくなりましたww

360度どころか天球全部クリアリングしながら進むような緻密さが求めされます。求められますが、馬鹿馬鹿しくてやってられないというのがクソゲーたる面目ですねこれ。もうちょっと味方のNPC(=自分の残機)が頼れればいけます。「敵を見つけた!」って言って、ドアの向こうの見えない敵にADSしたまま固まってたり、で、そのドアが開いたら即死したり。ああでも敵のことをちゃんと”tango”って言っているあたりはこだわってるなと。

なんか拘りは随所にあります。マップやオブジェクトの作りこみは細かくてわりとイケてますが、一方、自動ドアでもないのに通り過ぎると開くことがあります。閉じようとしても勝手にもう一回開いたり。全体的にこだわりがゲームのプレイに生かせてないようですね。敵を撃ってもヒットのエフェクトもないから状況がわからないし、クロスヘアもないです。敵の足音がランダムに消えるのはこっちが発見されているのかなんなのか。ガラス越しには見えるとか?わからなくもないけど、プレイヤーの画面上にはガラスの向こう見えないし壊せないっぽいのにそんな、ねえ…。

ちょっと調整すれば結構面白いゲームになったと思うんですけど、開発者のポリシーがそれを許しませんでした、的な事案と思われます。だから開発者の意見に賛同できる人には面白い…はずが、クソゲー呼ばわりやらで散々。そのぐらいなんというか、面白くはないです。

500円なのでまあ体験したい人はどうぞ。ガチのFPSプロゲーマーとかがプレイしたらどうなるのか興味深いけど、そういう動画は見当たらず~~。あと母国語が英語圏ではないっぽい人の動画が多かったのも不思議。